この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
unbalance
第7章 火種



  **



 気持ちいい、のかな?



 ガチガチに硬くなったところを、スウェットのズボンの上から擦る。
相馬が浅く息をしながら、私の顔の両脇で肘をついて、両手でシーツをぎゅっと握っている。



 可愛い。



 片手で覆うようにそれを撫で上げれば、相馬は体を反らすように頭を上げて、汗ばんだ喉元を晒しながら、小さく呻き声を上げた。



 可愛い。可愛い。
いいよもっと気持ちよくなって。
私が気持ちよくしてあげる。



 相馬が私の頭を抱えるように髪を掻き上げて、私の耳元に顔をうずめた。
ちゅ、と音を出して耳たぶが吸われる。
くすぐったくて声が出た。
小さな声でも今は近すぎて、相馬に聞こえてしまう。
反射的に肩をすぼめて彼の攻撃から逃れようとする。
彼は無理やり顔を捻じ込んでもう一度、今度は触れる感触は、唇だけじゃなくて軽く歯も立てられたようで、ちり、と痛みが走り、それがむしろ、彼の欲求を感じるようで、



 嬉しい、と思うのを止められなかった。

 声を抑えられなかった。

「ぁ、んっ」


/193ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ