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第8章 返事



 あ、……イッちゃった……。

 相馬の前で、こんな、私、



 どっと倦怠感が押し寄せてきて、くたりとベッドの上で脱力すると、彼が、入れたときぐらいゆっくりと指を抜いた。

「イッた?」

「……んんっ」

 言えないっての!

 聞かないでよバカ!



 腕で顔と胸を隠しながら、いや、違う、何私だけ終わった気になってんだ。
私は相馬にしてあげようと思って。私なんてどうでもよかったのに。
いや、あれ? 相馬は私なんか興味ないんだっけ? 女として見れないんじゃなかったっけ? 

じゃあ私、残業手伝ってもらって傘に入れてもらって家で休ませてもらって愚痴を聞かせて――そのうえこんなことまでさせておいて――、彼には何もできないってこと?



「……霧野」

 相馬が私の名を呼んで、私は腕の隙間から相馬を見た。


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