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ココロのアナ
第3章 躾①


どうせ突っ込んで終わりだろ?
逃げないんだから
拘束する必要なんてないのにな


頭の中ではそう理解していても

脳裏に浮かぶのは……

沢山の玩具…。



そんな事を考えていると



耳に冷たいモノがあたる
体をギュっと強ばらせ
指だと気づくのに時間がかかった。
視覚を奪われると
肌が敏感になる。


手が離れたと思った瞬間


クチュ…チュパ…


いやらしい音と生暖かい舌が
耳を攻め立てる。


「クッ…ハァ……ァ…」


耳に響く唾液の音で
次第に体が熱くなりはじめる。
目で見なくても俺のモノは
徐々に硬さを増していくのが分かった。


旭は何も言わず執拗に
耳にしゃぶりつく。

感覚に慣れてきた時
舌が反対側の耳に移った…


ヌチャ…ジュル…

孔の中に舌が侵入すると
力が抜け息も荒くなる


「ハァ…ハァ…ンク…ッ……ァァ…」


口からは大量の唾液…


顔を下げているせいか
口から漏れた唾液は
俺のモノに掛かる…。

それに反応するようにピク…っと脈打つ



「ンッッ…ッ…ァ…」

いきなり舌を掴まれた。
びっくりして声を発するも
言葉にはならなかった…。


口内に侵入してきた指は
俺の舌を誘うように絡みつく…

まるで濃密な口付けを交わす時のような
舌の動きで…

ザラザラの舌を指が這う。
時折二本になったり…
上顎をなぞったり…


「ファ…ッァ…ァ…ァ…」


息と共に漏れるのは
自然に出てしまった喘ぎ声…

指に合わせて勝手に動いてしまった
俺の舌は旭の指を追い
口内でいやらしく蠢いた。



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