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ココロのアナ
第7章 満たされないキモチ



「で…さっきの答えは?」


俺は煙草取り出し
重い口を開け話した…。



「触れなかったんだよ。
イきたくてもイケなかった…」



「ふーん。
俺にされるまで我慢してたの?」



「あぁ…」



顔が熱くなる
きっと赤い顔してんだろーな。



「そこまで躾ができてたなんて
想定外でしたよ
きっと毎日抜いてると思ってた」


けらけらと笑いながら…


あぁ…あの期間も
手を下さずに躾されてたのか。
思うツボだな。俺…



「これから週末は家に泊まりね
ちゃんと躾てあげますよ
他の男に簡単に足開く
淫乱になられたら困るからさ
その変わり…
普段はコレを常にしてて」



机に置かれたプラグ…。


「会社でか?」


「当たり前
でもスイッチは入れないから安心して
仕事にミス出たら駄目だからね」



いや…
入れてるだけで支障きたすだろ。
だが…拒否権はない…



「あぁ…分かった…」



明日も仕事だそろそろ帰ろうと
立ち上がると…


旭の顔がこころなしか
不安そうにみえた。



「明日のスーツかせよ」


そう告げるとパッと顔をあげ
にこやかに頷く旭がいた…


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