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ココロのアナ
第7章 満たされないキモチ



ベットに横になり
知らないうちに眠りにつく。


気づけば朝だ…
隣に旭はいなかった。
リビングに向かうと
朝食を作る旭がいた。



なぜかホッとする自分が嫌になる…


あの日部屋を出ると旭はいなかった。
虚しさが残った事があったからだろう…



「おはよ
もうできるから待ってて
スーツも貸すから」


手際よく皿を並べコーヒーを入れる。
案外家庭的なんだな…
部屋も綺麗にされているし…

ただ掃除機はかけないんだな

なぜなら床に這い回る自動掃除機。
ル○バとかってやつが
朝から忙しそうに稼働している。


知らない部分が見れて
なんだか嬉しくなった。



「どーぞ。あるものしか無いから
適当だけど、口にあえばいいな」


ワンプレートにサラダ、オムレツ、ベーコン…
ジャムが塗られたトースト…


こんな朝食何年ぶりだよ…


「毎日やってるのか?」


「大体ね…
一人暮らし長いからこれぐらいは」




それ以上語らず
お互い静に朝食を食べる。




「修…スーツ着る前にやることあるよね?」



手にはプラグが用意されていた。



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