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ココロのアナ
第7章 満たされないキモチ
通勤中こんな事を考えていた。
旭はただ調教したくて
俺を飼うなんて言い出したのか。
6つも年上だし
旭からしたらオッサンに近いんぢゃ…
きっと…
飽きたらこの関係は終わるんだよな。
チクリ…
まただ何故胸が痛むんだろう…
これぢゃ、まるで…
旭を好きみたいぢゃないか…。
違う…
それはない…
俺たちは体だけのつながりで
それ以上でも以下でもない。
飼われているだけだ。
なのに何故…
考えると切なくなるんだ…。
「ぢゃ修また週末にね
金曜は仕事終わり家においで」
そう言うと足早に会社に入っていった。