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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第1章 2024年8月30日~31日の話
前に一度行ったホテルだけど、
あそこのレストランの雰囲気が
可愛くてお洒落で良かったし、
また泊まりたいなって思っていて。
お誕生日……楽しみだなって、
この年齢になって…ワクワクしていた。
ーーー
ーー
ー
2024年8月31日
その日は……ドレスのお店は
オープンが11時からだから
それまでに大阪に行けばいいので。
私達が住んでいる垂水からは、
桂由美の直営店のある
大阪の御堂筋の
御堂筋グランタワーまでは
車で1時間ちょっとぐらいで。
グランタワーには駐車場が無いので、
まぁ歩いて行ける範囲にある
駐車場に車を駐めて置いてって
そんな感じになるみたいだけど。
余裕を持って、1時間半ぐらい前に
コンビニ寄る時間とか入れてだろうけど。
お泊りの荷物が入った
キャリーバックを後ろに積んで貰って。
垂水のテラスハウスを出発した。
垂水を出て、須磨、…それから長田
神戸のベイサイドの辺りの
旧居留地の辺りを通って。
兵庫県立美術館のある辺りを通って。
それから更に東に進むと、
灘の酒蔵が沢山ある辺りを…通って。
途中で適当に道沿いの
コンビニに寄って貰って
おトイレと飲み物を調達して、
ちょっとした休憩をして。
そこから魚崎、深江と…
芦屋を過ぎればすぐに彼の
実家のある西宮の辺りになる。
垂水から…西宮…までで
丁度…時間的には50分ぐらいで。
後…もう…20分少々で…
目的地である大阪の御堂筋に到着する。
西宮…の阪神甲子園球場を
見ながら更に進んで行くと、
見覚えのある建物が見えて。
『あ、巴。ほら、あそこ…。
前に行ったラブホテル。帰りに
寄り道しますか?時間ありますし』
そう…彼が寄り道しようと
こっちに言って来たのは、
出屋敷の辺りにある43沿いの
モダンな和風テイストのラブホテルで。
尼乃美楽と言う、隠れ家みたいな
お籠り感のある…露天風呂のある
坪庭のある…ラブホで。
前に彼と利用した時に、
また行きたいねと言ってたホテルだ。
「この前と…違う部屋…も…
ちょっと見てみたいかな…」
『そうですね、じゃあ、
帰りにここに寄りましょうね』
そんな話をしている内に、淀川を渡れば。
もうその先は…兵庫県から大阪府になる。