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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第8章 淡路島2泊3日の旅 1日目
葵ちゃんがその瓶が
凄い綺麗なブルーだったので
嬉しそうにしてたんだけど。
これは少量生産しかしてない
限定品みたいな感じの
スパークリング日本酒なのだそうだ。
外の男性陣がフライングしてるから
こっちもフライングしようかと
大樹がキッチンに居た面子言って。
だったら、氷があるから
ロックで飲もうって話になって。
お洒落な食前酒に丁度いい
小さめのサイズのグラスに
有翔さんが氷を入れてくれて。
その日本酒スパークリングを
注いでくれる。その場に
居た面子でキッチンで乾杯をして
差し入れの日本酒を頂いたんだけど。
『あ~、あっちもう飲んでるわッ
って、千冬は…今は飲めないもんね…
ねぇ、有翔君、あれ…
私が送ってたの出してくれる?』
と…私達が飲んでいるのを
見つけた美咲がキッチンの方に来て
妹もここなちゃんも寝ちゃったから
一緒にこっちに寄って来たんだけど。
『ああ、あれですね…冷えてますよ』
そう言って業務用だろうって
ぐらい大きな冷蔵庫から
凄いカラフルなボトルを出して来て。
『あ~っこれ、SNSとかで
映えるって人気のキラキラの
スパークリングワイン~』
映えに…敏感な妹は
その色とりどりの8色のボトルが
何か知っていた様で。
このカラフルなボトルは
飲む前に振って飲むラメ入りの
スパークリングワインなのだそうで。
スペインの有名な
ボデガス・デル・サスが出している。
輝くシャンパンとして夜のお店や
結婚式とかパーティーで
日本でも人気のマバムと言う物なのだそうだ。
美咲さんは予めここに届く様に
して置いてくれたらしくて、
冷やして貰って居たのだそうだ。
妹にはノンアルコールの
シャンパンも用意してくれていたから、
流石…美咲さんだなぁと思いつつ。
折角だからどれか1本ここで
開けて飲もうかって話をして居たら。
ガラガラとテラスへ出るガラス戸が開いて。
『ちょ、何自分等だけで
なんか変わったの飲もうとしてんねんッ』
『ママぁ…おしっこぉ…』