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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第10章 淡路島2泊3日の旅 2日目

お土産に丁度良さそうだったので、
その淡路瓦で出来た淡路島の
形をした箸置きを購入する事にして。

妹夫婦も両親にお土産に
買うと言っていたので。
僕達も…買いますかねと…
彼のご両親へのお土産にも買う事にした。

コースターを作っている時に
オーナーさんに聞いた話なんだけども。
あの双子の別荘の近くに
大きな岩があって、そこは
おじんば磯って言う名前で
その大きな岩をお祀りしてあるんだけど。

その隣が津井の海岸になっていて、
前にGWに来た時に花火をしたのが
ここの津井の海岸なんだけど。
津井の海岸にはつるつるの石が沢山
落ちているんだけど。
そのつるつるの綺麗な石の正体は
捨てられた瓦なんだそうで。

昔は海に瓦を捨てていて
捨てた瓦が波で揉まれて削られて。
シーガラスならぬ、シー瓦に
なったものなのだそう。

土坐の…中にかまくらみたいな
土で出来たものがあるんだけど。
その床の部分に埋め込まれているのが
津井の海岸に落ちていたシー瓦なのだそうで。

昔捨てられた瓦も、時を経て
こんな所でまた日の目を見るとかは
考えてなかっただろうなぁって。

ギャラリー土坐を後にして、
一路…南あわじ市から北上して。
お昼ご飯の…場所に向かってるんだけど…。

巴は…昨日と同じ場所に座りながら、
チラッと…運転席の方を見た。

運転をしてる山本さんとは、
目が合う事はないし。
さっきの工房での体験中も
山本さんは不参加だったから…
私も…あの人の視線を気にせずに
淡路瓦のコースター作りに
集中する事が出来たんだけど…。

膝の上で握っていた手の上に
隣に座っていた港斗が手を重ねて来て
ぎゅっと…手を握ってくれる。

「…――ッ!港斗……」

『大丈夫ですよ…、僕が居ますから』

この大丈夫は…山本さんと
私が接触しない様に、
側にいてくれるって意味だろうけど…。

『(巴さん…LINE…見てくれる?)』

今日は…前の座席には、來翔さんと
大和が座っていて。昨日山本さんが
座っていた位置には有翔さんが座っている。

有翔が巴にそう声を
小さな声で掛けて来て、
有翔からのLINEを確認してみる。




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