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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第10章 淡路島2泊3日の旅 2日目
全員でテーブルを囲んでいたせいか
山本さんも割と近い場所に
座っていたんだけど、夕食の間は
山本さんからの視線を気にする事もなく、
夕食を食べる事が出来て。
その例の山本さんが運転する
マイクロバスで別荘に戻って来る。
『ずっと運転しとったんやし、
山本さんも…泊って行きぃや
一緒に飲んだらええやん』
と…來翔が山本に今日は
ここの空いてる部屋に
泊まる様に山本に言っていて。
山本の方は断わっていたが、
あの勢いでええやんええやん
酒もつまみもぎょうさんあるからと。
山本も…今日は…ここに泊る…事を
來翔が納得させてしまったので。
妹一家は、ここで
大和とここなちゃんを
寝かしつけたりするからと
ここで別行動になって。
残った大人達は……有翔さんが
いつもの地元のお魚屋さんに
お刺身の盛り合わせと、
干物をお願いしてたみたいで。
グリルで干物を
有翔さんが焼いてくれている間に
たこせんべいの里で買った
ゲソがぺったんこになった
七味の利いたおせんべいと
お刺身とか生ハムとかをおつまみにして。
その後もしばらく…大人の
パーティーをして飲んでたんだけど。
そう言えば…同級生に、
山本さんについて知らないかって
そんなLINEをした事を
すっかり忘れてしまっていたんだけど。
LINEをした1人から…返事が来ていて、
どうやら……山本昌平と言う人は、
転校生として小学校4年生の頃に来て
5年生になる前に別の小学校に
転校した人がそんな名前だったと…。
私と妹は5歳年齢が違うから、
妹が小学校に入学する前の話だから
妹が山本昌平って人を知らないのは
それは当然の話なんだけど。
男の子と…なんて…話をする様な
そんなタイプじゃ無かったら
私は…その子のLINEを見ても
今一つ記憶が蘇って来なかった。
『巴、どうかしたんですか?』
こっちのお酒が進んでなかったのが
気になったのか旦那さんが
こっちに声を掛けて来て。
隣に座っている彼に、
LINEでこの事を送った。
すぐ近くに…山本さんも居るので
この方が良いかなって思ったんだけど。
隣同士でLINEを数回やり取りして。