この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第13章 淡路島旅行のその後…
あの時以来私とは会う事も
無かったし、変に声を掛けて
似てるだけの人だったら
それはそれで申し訳ないしと
それで私の顔を…ずっと見てたみたいで。
私達は見られてるって事しか
分からなかったから、
山本さんに対して盛大な…
勘違いをしまくっていた感じで。
『じゃあ僕の取り越し苦労だったって
そんな感じのオチだったって事ですね?』
と…まぁそんな感じで、山本さんの件は
完全に私達夫婦の勘違いによる
取り越し苦労だったって事だったんだけど。
『まぁ、それは…仕方ないんじゃない?
ミナトは巴さんが、好きで好きで
仕方ないって感じだしねぇ?
あんな風にずっと隣で、ミナトが
怖い顔して睨んでたら山本さんも
巴さんに確認のし様もないと思うしね?』
有翔がそう言ってケラケラ笑っていて。
有翔さんはこのまま、連れ呼んで
ここで飲んでから帰るって
行ってたから、自分達が
飲み食いした分を渡して置いて。
彼と一緒に歩いてテラスハウスに戻った。
テラスハウスの前のガレージには
ちゃんと彼の車はとまっていて。
私が帰って来たすぐ後に
彼も車だけ置きに帰って来てて。
その日は少し遅めのお夕飯に
なってしまった訳なんだけども。
『今度の週末にでも
前に話してた王子動物園と
みなと温泉蓮にでも行きますか?』
「でも…お天気微妙じゃない?
確かに急に秋めいて来たから
動物園も行けそうにはなってきたけど
朝晩は涼しいけど、日中は
割と日差しがあったら暑いぐらいだし」
『でも蓮だったら暑くても
雨が降っても、行けますよね?』
と…彼が言って来たので、
9月の最後の週末の28日の土曜日に
みなと温泉蓮に日帰り利用を
しに行く事になって…。
温泉は生理だと入れないから、
28日の週末に行って置くと
良いかなってそんな風に思ったんだけど。
生理と言えば…で、思い出したんだけど。
「あのね、港斗。
来月の旅行の事で相談と言うか
報告と言うか…言って置きたい事がさ
港斗にある感じなんだけどね?」
と…今日、私が産婦人科に
行って来た理由を説明したんだけど。
『へぇ~、ピルって
そんな使い方もできるんですね…』