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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第2章 ホテル 尼乃美楽

アイスを食べた後は、
一緒にサウナに…
内風呂にもお湯張りをしながら
入って整った後は。
色んな色に光るブロアバスに
一緒に浸かってイチャイチャして。

ここのラブホテルは
普通のセパレートのパジャマと
浴衣も備え付けで置いてあるから。
旦那さんが浴衣にしましょうよと
こっちに…浴衣を…着る様に言って来て。

ノーブラの…ノーパンで…
浴衣だけと言う恰好で…。

お部屋のリビングと
ベッドのある方に戻って来て。

『露天風呂は、後で…でも良いですかね?』

お湯は…時間が来たら、
自動水栓で勝手に止まってくれるから
お湯張りもちゃんと終わってるし
ジャージャーとお湯が
出しっぱなしになって申し訳ないなって
気持ちにこっちもならなくて済む。

前に来た時も思ったんだけど、
このホテルのベッドで
凄い…いいマットレスの具合で
硬さと言うか弾力が…程良くて。
良く寝れそうだなって感じるんだけど。

『これ…使ってみますか?』

そう彼が…ベッドのサイドテーブルの
上にちょんと置かれている
四角い可愛らしいサイズの箱から
何かを取り出してベッドの上に置いて。

巴がそれに手を伸ばして拾うと
鳥の羽…が袋に入っていて
プラスチックの柄が付いていて。
こちょこちょの羽と書いてある。

「これ…鳥の羽…だよね…」

『本物のフェザータッチですよ?』

そう言いながら彼が
つつつ~とフェザータッチで
こっちの太ももの辺りを
浴衣の上からナデナデして来て。

『ちょっとだけ…試してみます?』

「くすぐったい…だけなんじゃ…」

『ぐりとぐらですよね』

ぐりとぐらと言われて
私の脳内には
あの絵本のぐりとぐらの
あのイラストが浮かんでたんだけど。

彼が言うにぐりとぐらって言うのは
あの絵本のアレじゃなくて、
くすぐる方と、くすぐられ…る方で
ぐりとぐら…なんだそうで。
SM…の…プレイの1つ…なんだとか。

『じゃあ…それっぽくしてみませんか?』

「それっぽく…って?」

ちょっと待ってて下さいと
彼がどこかへ行ってしまって。
何かを持って戻って来て。

『これ、使いましょうよ』

と…ベッドの上に置いたのは
洗面所のアメニティの中にあった
顔洗う時に…使うヘアバンドで。

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