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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第2章 ホテル 尼乃美楽

露天風呂を楽しんだ後は、
ちょっと濡れた髪の毛を乾かして
崩れた化粧をササッと直すと。
着ていた服を着て、ホテルを後にした。

今日は、…8月の31日。
私の誕生日は明日の9月1日なので
お誕生日のお祝い…で、彼が
ホテルでお泊りできる様に予約してくれてて。

付き合ってる時からそうだったけど、
私の旦那さんはどこのホテルに泊まるか
全然当日…になっても教えてくれないから。

行った事あるホテルなのか、
まだ行った事ないホテルなのか…。
それも全然想像ができなくて。

御精算を済ませて駐車場に戻って来て、
車の助手席に乗ってシートベルトを締めた。

『電マ…、良かったんじゃないですか。
欲しいんだったら、買いましょうか?』

「えっ?やっ…、か、買わなくて…良いよッ」

あんな…さっきみたいなのを
ずっとされたら…身体持たないし…。

『そうですね、またラブホに
置いてあったら、使いましょうね』

と…旦那さんが言っていたので
購入…には…ならない方向で
話が進んだので…巴は…
内心…ホッと…したのだったが。

ホテル尼乃美楽を後にした車は、
元来た道を…戻って行っていて。

『巴的には、今まで泊った所で
良かったなぁって思うのってどこですか?』

彼とは…色んなホテルに泊まったけど…。

ホテルオークラ神戸
グランドニッコー淡路
旅館つばき乃
神戸北野ホテル
ホテル&リゾート バリタワー
ピエナ神戸
大阪北港マリーナ
それから沖縄旅行の時に行った
沖縄のホテルと…
後、入籍した時にした
ぷち新婚旅行の時のホテル…。

それぞれのホテルに泊まった時の
記憶があれこれと脳裏に浮かんで。

「セトレは…また行きたいなぁ、
あそこも凄かったなぁ…、大阪の
アメニティが凄い…ホテル……。
ピエナ神戸のピエナスイートも
凄い…素敵なお部屋だったし…。
北野ホテルもレトロな感じがして…」

それから…と巴が…その先の
一緒に泊った事があるホテルの
印象を話そうとすると。

『その中に答え出てますよ、巴。
丁度…夏の内容から、秋の内容に
スイーツバイキングが変わってるんで。
秋のスイーツが色々楽しめますよ?』



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