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第28章 高知県の旅　室戸市～高知市

ここの魚達は地元の漁師さんから
提供されたお魚達で、お水も
そこの海から汲んで来た
海水を使っているから、
夏場と冬場では水温の関係で
展示できるお魚の種類は違うそうで。

お魚が展示されているだけじゃなくて
海のゴミを展示している
あたらしい海の仲間達と言う
コーナーもあって、魚の
胃袋から出て来たゴミも展示されていて。

海の環境と私達の出すゴミについても
考えることが出来るエリアもあったり。

その辺りのアプローチとか
もこの水族館の面白い所
でもあり特徴だなぁって。

こう…人体模型とか、骨格標本とか
理科準備室にある…普段は見れないものが
こう堂々と展示してあったりとか。
保健室にあったあの木で出来た
身長を図るあれとか…もあったりして。
あっちこっちでなつかしさを
感じることが出来る。

２階を見学して、３階に
続く階段を上って行く。
その途中の踊り場には
ウミガメのはく製が沢山あって。

昔はお祝い事の時に
プレゼントとして
ウミガメのはく製を贈ったのだそう。

３階には理科室と理科準備室があって。
この辺りの展示の仕方も
凄いユニークな感じだったんだけど。
理科準備室に…大きな
クジラの骨格標本があったりとか。

理科室に方には普段なら
準備室にしまってある標本が
実験用のテーブルに並んでいて。

実験をするテーブルのシンクに
アクリル板で蓋がしてあって
シンクの部分にも魚が居たりとか。

『ここは手洗いのシンクを
水槽にするの好きですよね…』

理科室の前の廊下にも
机がずらーーっと並んでいて
その上に標本が並べられている。

『標本の展示…多いですね…
夜だったら肝試し出来そうですよ』

廊下の先には…同じ様に
手洗い場を利用した水槽があって。
こっちのお魚はお触り禁止の様だ。

理科室のお隣は元音楽室…で。
ちょっとした室内遊具が
置かれた小さな子向けの
プレイルームになっていて。

前の黒板の上にはベートーヴェン
バッハ、モーツアルトと言った
音楽家達の肖像画が並んでいる。

アイスの自動販売機があって
音楽室…だった時にあった
楽器が置いてあって、
楽器は好きに演奏して良いらしい。

鉄琴や木琴、ピアノに
ハンドベルやアコーディオン
どう見ても音楽室なんだけど。