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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第32章 日本最古の遊園地

動物達の可愛い姿に
ほっこりとして癒された所で。
元の道に戻って…更に…
園内を…東ゲートに向かって
進んで行く…んだけど。
この…ひらパーの敷地が…
東側に向かって結構急な角度の
上り坂になっていて。
『結構、敷地広いですし。
アトラクション目当てに移動を
してるだけで良い運動になりますね』
左手側にはカラフルな遊具が
沢山ならんだちょっとした
公園みたいなエリアになっていて。
小さな子供達がそこで
楽しそうな声を出して
遊具で遊んでいるのが見える。
あそこのカラフルな遊具達は
あたま系アスレチック
ヤッテミ~ナと言う物で
このアトラクションは時間で
交代する感じのシステムみたいだ。
『あ、観覧車のゴンドラ…
ちょっと変わった形を
してるんですねぇ…ここの…』
遊園地の敷地の一番東側には
大きな観覧車があって。
高台から園内を一望できる場所にある。
色々な色が使われたカラフルな
レインボーカラーに塗られていて。
ここまで来るとゴンドラの形が
しっかりと見えるようになるんだけど。
良くある向い合せに
ベンチがある感じじゃなくて、
紙コップみたいな形の
少し下側が細くなった筒状の
変わった形のゴンドラになっていて。
『ああ、久しぶり過ぎて
すっかり忘れてましたけど
ここの観覧車はあの形でしたね。
全員が横並びになる感じ…の…』
『テントウムシの顔した
サイクルモノレール乗りましょうよ』
そう葵ちゃんが言って来て
2人ずつに分かれて
サイクルモノレールに
乗る事にして。階段から
伸びている待機列の一番後ろに並んだ。
並ぶと言っても…前に並んでるのは
数組だけと言う状態なので、
自分達が乗る順番がすぐに来て。
私と港斗君が先に出発して。
後ろから葵ちゃんと小林君が
追いかけて来る感じで…。
なんやかんや…で…なんか…
王子動物園とか、須磨浦山上遊園
とかでも…これに乗った気がすると
そんな事を思いながら
テントウ虫の乗り物のペダルを漕いで
小さな空の散歩を楽しんだ。
サイクルモノレールから
観覧車はすぐそこに
見えている感じの場所にあって。
でも…今居る場所よりも
ちょっと高い場所にあるみたいで
階段を…昇って更に上の土地に上がる。

