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第32章 日本最古の遊園地

『と言うか…、タープもお洒落ですし
この調味料入れもカトラリーも
凄い可愛くてお洒落ですねぇ…』

このスペースには予約している人しか
入れない様になっているから。
ゆったりとバーベキューを楽しめる。

燻製セットの燻製器は
段ボールの組み立て式で。
葵ちゃんと二人で
燻製器を組み立てて。
彼に網の上のスペースを開けて貰って。
そのスペースに燻製器をセットする。

『はぁ～っ、やっぱり
バーベキューしながらの
ビールは最高ですねぇ…』

今日のお天気がいいから
火の前に居る彼は熱いだろうし。
ビールはさぞかし美味しいんだろうな。

バーベキューの様子もスマホで撮って。
妹にひらパー来てるとLINEして置いた。
妹もひらパーでバーベキュー出来るの？って
驚いていた感じだったんだけど。

バーベキューでお腹を満たした後は
また、アトラクションを楽しむ事にして。

バーベキューしながら
ずっと見えていた。
お隣のアトラクションの
パチャンガに乗る事にした。

本来なら１１月に水濡れする
アトラクションはガラガラだろうけど
暑いぐらいの今日の気候だと、
乗ってもいいなって思う位で。

コースを大きなタイヤみたいな
浮き輪の上にシートが付いたのに
乗って流される感じのアトラクションで。

『うわっ、めっちゃこの辺り
プールの匂いがしますね…』

待機列の橋になってる部分の所に
凄い水流が激しくて泡立っている部分があって
そこから塩素の匂いがしている。

乗り物に乗る所は
回転展望台みたいに床が回っていて。

２人ずつのシートが３つで
６人で乗れる感じになっていて。
シートベルトで2人一緒に
固定される感じになっている。

前のカップルが彼女さんの
写真をカメラで撮っていたので
港斗君が声を掛けて
ツーショットで撮ってあげていて。

もしよかったらと交代して
私達は4人で撮って貰った。
撮って貰った画像を共有して。

乗り込む前に人数を聞かれて、
簡単な注意事項の説明を読んで。
案内に従って乗り込んで
シートベルトを締める。

所々で流れが速くなったりして
ぐるぐると回転するから
水がバシャンと跳ねて
入って来て濡れそうになりながら…。