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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第32章 日本最古の遊園地

水面との距離も近いから
凄いスピード感を感じることが出来て。
「これっ、凄い…楽しいっ…」
『楽しいですね、これ…』
私はすっかり…パチャンガが
気に入ってしまって。
葵ちゃんがじゃあもう1回
乗りましょうよと…
フリーパスならではの…
降りた後にそのまままた
列に並んで…2回目のパチャンガに乗って。
最初は全然濡れなかったのに
2回目に乗った時に結構濡れちゃって。
服の端っこを絞ったりしたんだけど。
『エルフ…行きましょうよエルフ』
パチャンガの隣から
エルフの乗り場に行けるので
また坂を上りなあら
エルフの待機列の最後尾に並んで。
エルフを待っている間に
濡れた服もちょっと乾いて来て。
ひらパーのメインのアトラクションの
1つである木製コースターの
エルフの木製ならではのギシギシ感と
横揺れを楽しんだ。
『あー、楽しかったですね、エルフ』
『……これぐらいの…
ジェットコースターが…
丁度いい感じがしますぅ~』
『………う…ん』
小林君はあんまり
絶叫系は得意ではないらしく。
この後はレッドファルコンって
言ってたけどちょっと間に
まったりと出来そうなのを
挟んだ方が良さそうってなって。
別の乗り物に乗りに行く事にして。
園内マップを見ながら
エルフのコースの下を通って
さっきのった港斗君の
同級生が居たクレイジーマウスの
エリアの更に階段を降りた先の
エリアへと…移動する。
「あれ、ブランコ回る奴…乗りたいっ…
と言うか…凄いの…あるね…
あっちのも…怖そうだし、
こっちのあれも怖そう……ッ」
『あ、あれ…今日は運休してる
メテオってやつですよね?
なんか一年位前に…緊急停止して
あの上の方で取り残されたやつ…』
検索したらすぐ出て来てみたいで
小林君が調べてくれて
丁度2年前の12月30日に
メテオと言うアトラクションが
頂上付近で停止して3基の内
2基は降ろせたけど残りの1基が
頂上付近の地上50メートルで
動かなくなって4時間そこに
20代のカップルが取り残されたと言う。
そんなアトラクションのトラブルが
あった…アトラクションみたいで。

