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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第32章 日本最古の遊園地

その後はシーンが切り替わりながら
数分程度の動画を見る感じの
そんなアトラクションだったんだけど。
何か選択肢が出て来て、選ぶとか
そんな感じじゃなくて。動画を
見るだけ…で…そのアトラクションの出口で
診断結果がプリントアウトされた用紙を
係のお兄さんから受け取って。
天秤のイラストが
その人の心の状態を表していて。
清らかな心の持ち主ほど
天秤の上の♡と羽が釣り合うのだそう。
まずは邪魔にならない所で
こっそりと自分の結果を見て。
『巴は天秤どんな感じでしたか?』
「要するに、あの映像見て
驚かなかった人が、
純粋な心の持ち主って
判断されるって事になるのかな?」
旦那さんと診断結果を
お互いに見せあいっこして。
その後は4人で結果を
見せあいっこしたんだけど。
こう言う事してると、なんか
ダブルデートしてるって
感じが凄いするなぁって。
『あれ、昔スマスイに
あんな感じのやつの
タコの形をした乗り物が
ありませんでしたっけ?』
その先のエリアは
コンパクトなアトラクションが
密集してるエリアで。
港斗君が指さしてるのは
蜂の形をした乗り物で。
2階建てになっていて、
下の部分にはお金を入れて
乗れるバッテリカーがある。
この辺りの乗り物も
小さい子向けの雰囲気の
マイルドなアトラクションが多くて。
『あっ、あれ、あれ乗りたいです!
凄い可愛い、サンリオの
コーヒカップがありますよ、ホラホラ』
葵ちゃんがそう言って、
コーヒーカップの方へ行くと
そのまま列に並んで。
4人でも乗れそうだけど
好きなキャラクターに乗りたいので
分かれて乗る事になって。
多分…こうメインはやっぱり
キティちゃんな感じで、
色合いはキティちゃんが強くて
屋根の周囲には色んな
サンリオのキャラクターの
顔があって、可愛いコーヒカップだ。
中央にあるポットはキティちゃんで。
カップも色もキャラクターを
イメージした色になっていて。
キティちゃんと、ばつ丸くん。
それからポムポムプリンに
ケロケロけろっぴがある。
葵ちゃんはキティちゃんの
カップに乗り込んで
上機嫌な様子で。
嬉しそうにしてる姿を
こっちのけろっぴから
撮ってあげて。向こうからも
私達の様子を撮って貰ったりして。

