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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第33章 ひらパー ~光の遊園地~

ロマンチックな雰囲気と
周囲もカップルばっかりだから
自然と…旦那さんとの距離も近くなる。

『手、繋ぎましょうか?』

「うん…、繋ぎたい…な」

恋人繋ぎをして手を繋いで
観覧車の順番を待つ。
パーク内を一望できる観覧車は
昼間はすぐに乗れたけど、
今はちょっと行列が出来ている。

とは言ってもずっと動き続けてるし、
列はどんどんとゴンドラから
降りて行っては乗り込んでを
繰り返して進んで行って。
列の長さの割には、
ちょっと待つだけで案内して貰えた。

『良いですね…夜の観覧車も』

「こうしてライトアップされてると
昼間と全然違う…遊園地みたい…」

昼間にも乗った観覧車だけど
昼間と違うのは今は2人きりで
ぴったりと身体と身体を
くっつけて…手の上に
彼が手を重ねて来てぎゅっと
上から手を握られてしまった。

ドキドキと…自分の心臓が
早鐘を打っていて騒がしい。

「港斗…、あれ、あっち…
綺麗だよ、あの辺り…見て…」

『あっちって、どの辺りですか?』

こっちが見ている方向に
彼が顔を近付けて
角度を合わせてゴンドラの
外の景色を見て、こっちに
顔を向けると視線がぶつかった。

『今日は、ひらパー来て
良かったですね。
誘ってくれたふたりには
感謝しないとですね…。
こんな風にいろんな場所から
楽しめるイルミネーション
あんまりないですから…』

「うん…エルフからの
眺めも絶景だったけど、
観覧車から枚方の夜景と一緒に
見るのも凄く…綺麗……」

『…巴…』

私と…彼が乗っている
ゴンドラの中の空気が甘くて。
ゴンドラの中で呼吸を
してるだけで味がして来そうな程に。

その…甘いムードで
胸が…窮屈になってくる…。

『巴…ちょっとだけ…しましょうよ』

「……ちょっと…だけ…なら……」

『……ちょっとだけ…ですね…』

視線を…上げると、
彼と…目が合って。
顔が…近付いて来て目を閉じた。

ちゅ…っと…軽く触れるだけの
そんなキスをして唇を離して。
ちゅっ…ちゅ…と短いキスを
繰り返している内に…長いキスになる。

「んっ……っ…」

地面が…近付いて来る頃には
キスは終わりにしたんだけど…。


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