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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第34章 大人の遊園地

行った事がない場所だし
凄い目立つ外観をしてるとは
何回か利用したことがある、
來翔からは聞いていたが。
グーグルマップでナビをして貰って
教えて貰ったラブホテルの前に着いた。
その…夜の街の中でも周囲にある
ラブホテルの中でも…あの來翔さんが
何回か利用するだけの…インパクトが
ある感じの外観をしていて。
『ふぇ~、凄いですねぇ…。
お菓子のお家…がホテルになってますねぇ~』
『遊園地…て表現が…
凄い…似合いますね……』
今にも喋り出しそうな顔が付いた
木のオブジェが外壁にあって。
『見て下さい…あの上に
小さいメリーゴーランドがありますよ』
ホテルの外観でここまでの
インパクトがあるのは…凄いなと
感心してしまう感じに
外観からコンセプトを貫いていて。
『この木は…ステッキ型の
キャンディーが成ってるんで
オズの魔法使いの木ですかねぇ?』
壁にそって、大きな
ソフトクリームのオブジェが
並べられて居て、ピンクの外壁には
生クリームやクッキーが
綺麗にデコレーションされていて。
思わず…記念撮影をしたくなる
そんな外観をしたラブホテルで。
『スイーツホテルって言うんですね
凄いホテルですね、壮太サン。
本当に遊園地みたいなワクワクする
感じのホテルですね、入りましょう。
中がどんな感じなのか気になりますっ』
入口から自動ドアを通って中に入ると、
スイーツショップに来たのかと
勘違いしてしまうような立派な
ショーケースがあって。
この中のスイーツを無料で貰えるらしい。
ロビーの所にもペロペロキャンディが
なっている木のオブジェがあって。
大きなタルトのオブジェや
溶けたソフトクリームの形をした
テーブルと椅子が置いてあって。
ゴスロリ衣裳が沢山
ハンガーポールに掛けられていて。
何でゴスロリ?と思ったんだけど
このホテルのコンセプトが
スイーツとゴスロリみたいで
ゴシックなお部屋と
スイーツのお部屋の2タイプがある。
お部屋は壮太サンが予約してくれていたので
フロントの人に声を掛けていて。
ゴスロリ衣裳の隣にスイーツバーみたいに
ディスペンサーにカラフルな
お菓子が色々と入っていて、
好きなのを小さなカップに1杯
それぞれウエルカムサービスで貰えるのだそう。

