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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第34章 大人の遊園地

カラフルなゼリービーンズや
可愛いマーブルチョコレート
ナッツとかもあって。

それを持って、入口から
スイーツホテルらしいサービスが
あってワクワクしながら
お部屋まで移動する。

『部屋は…狭いんですけど…
その部屋だけの…特別仕様の部屋なんで…』

エレベーターで3階に移動して
予約をしてくれていたお部屋は
305号室の様だった。

『凄いっ!お部屋も可愛い~い♪
凄いですねぇ、壮太サン
壁に大きなドーナッツが付いてますよ』

イエローを基調とした
ポップなデザインの壁紙に
かなりインパクト大のサイズの
ドーナッツのオブジェがついていて
そのドーナッツも全部トッピングが違う。

ベッドの上にも…ソフトクリームを
模したベンチにもドーナッツの
円座にしか小林には見えない
クッションが置かれていて。

『わぁ~、凄いですよ
テーブルの中にもドーナッツありますよ』

コレクションテーブルの様な
ディスプレイになっている
ガラストップテーブルには、
スイーツのスクイーズがキチンと
綺麗に整列して並べられている。

葵が嬉しそうに写真を撮っていて。

『巴姉サンに…今LINEしたら
ご迷惑になりますかねぇ?
あっちも…今頃…夫婦の時間の
最中とかかも知れませんし……』

『送る位なら…迷惑には
ならないんじゃないかな?
既読にならないだけだと思うけど…』

小林の言葉に葵が巴に
今居る部屋の内観と、
ホテルの外観を撮った画像を送って。

『あ、…返事来ました。
巴姉サンと、生田サンは
京橋のラブホテルにお泊りするそうです』

巴から送られて来た
泊まるホテルの画像を
葵が小林に見せて来て。

『凄い…金ぴかで…
スケスケの丸見えのお風呂も
ピカピカのホテルですねぇ~』

『ここも…お風呂が特別だから…
多分…ここにしかない…お風呂…』

そう言われて一緒に
お部屋の特別なお風呂を
観に行く事にしたんだけど。

『凄い、可愛いお風呂ですね』

白いジェットバスは円形で
サイズとしてはこじんまりしてる。
でもバスルームのタイルが
どことなくゴールデンな感じで。

壁の中でもタイルの種類が
こっちがわの1面だけ違うし
床のタイルも別のタイルで。

お湯張りの蛇口の他に
別方向の壁から
金色の蛇口が湯船に伸びていて。

『壮太サンッ、これっ…』

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