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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第36章 2024年12月1日

『良いですね、35年後とか。
その頃には…生まれた子供も
きっと成人して家をでて
独立してるぐらいでしょうから。
また、その頃には今みたいな
新婚気分に戻れますよ?』
と…、まだ生まれる所か…
作り始めても居ない
私と彼との子供が成人した後の話を
ニコニコの笑顔でして来て。
「………まぁ、確かに…
すぐに出来なくて…時間が
掛かったとしても…35年後には…
子供は生まれてたら単純に考えたら
成人してるには、してるだろうけど…」
『今から35年後かぁ…
あ、なんか、名前ありますよね?
金婚式とか銀婚式とか……
あれって、節目の年でしょうけど。
月の名前みたいに他にも
名前があるのかも知れませんね』
そう言って自分のスマホで
結婚記念日の呼び方を
旦那さんが検索していて。
『あっ、やっぱり…
1年ごとになんとか式って
結婚記念日の呼び方がありますね…』
金婚式とか銀婚式とかが
呼び方としては有名だけど、
結婚25年目が銀婚式。
50年目が金婚式になるらしくて。
50年……て、考えると…
私は50年後は…87歳になるんだけど…。
その年齢…生きてるかな?って
そんな心配をする…年齢になるんだけど。
『金よりも更に上に、エメラルドと
ダイヤモンド婚って言うのがあるんですね』
「金婚式が50年後だよね?
エメラルドとダイヤモンドは…」
『エメラルドが55年、
ダイヤモンドが60年ですよ。
巴、僕達もダイヤモンド狙いましょうよ』
って60年後??
「…97まで…死ねないじゃん…」
『じゃあ、もう97まで
生きたんだったらもう3年
頑張って貰って一緒に巴の
百寿をお祝いしたいですね』
「………う~ん…、どうだろう?
そうそう、100歳なんて…
生きて迎えられるか…どうか…っ…」
37歳にして自分が
100歳まで生きられるかどうかを
心配する…事になるなんて
私も思いもしなかったんだけど。
相楽園で紅葉を楽しんで。
この後は…、布引ハーブ園に
行く予定なんだけど…。
『ちょっと、まだ時間ありますし。
滝の紅葉も見てから行きましょうよ』
上から…見るのもいいけど
滝の所で紅葉を見ようと
旦那さんが提案して来て。

