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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第40章 神戸空港発90分+50分

フラワーファンタジアって言う
アトラクションは研究所みたいに
なっていて…お花のいい香りがする。
壁の前に立つと、自分だけの
お花が咲いて花言葉を
教えてくれるコーナーがあったり。
デジタルアートで咲き乱れる
お花たちは一期一会なのだそうで。
周囲が鏡張りになっているので、
お花畑が無限に続いてるみたいだ。
『前に行った、姫路の
チームラボの企画展みたいですね…』
フラワーファンタジアは
その名の通りお花がテーマだけど、
この光のファンタジアシティには
他にも、宇宙や海をテーマにしたもの。
音楽とデジタルアートの
シンクロを楽しめる、
カロヨンファンタジアがあって。
旦那さんがもう1つぐらい
行きましょうと言って
そのエリアにある
アートファンタジアも行く事に。
アートファンタジアって言うのらしいけど
大きなダンスオルガンがホールの中にあって
その周囲の壁にプロジェクションマッピングで
ディズニー映画の世界の様な
物語が映し出されて行くんだけど…。
「凄かったね、演出…」
『園内も雰囲気変わりましたね…』
この季節だから17時頃には
もう…大分暗くなっちゃうから、
明るい時間とは全然…パーク全体が
綺麗にライトアップされていて。
どこを見ても…綺麗なんだけど…。
『ちょっと小降りで残ってた雨も
知らない内に止んでましたね…』
「うん、雨も止んで良かったね…」
そんな事を話をしながら
夜のライトアップされたパークの
景色を楽しみながら歩ていると。
ギヤマンミュージアムがあった
スタッドハウスが見えて来て。
スタッドハウスの奥に見えていた街並みは
複数の建物みたいに見えていたけど
これが1つの大きな建物で、
パーク内にある5つの
オフィシャルホテルの中の1つ
ホテルアムステルダムだったんだけど。
『とりあえず、ちょっとホテル寄って
チェックインだけしておきますね』
ってここで言ったもんだったから、
私はてっきりここに泊まるんだって
思ってたんだけど…入口を通り過ぎちゃって。
あれ?ってなってたら。
『巴、泊まる方はこっちじゃなくて
あっちにある方のホテルですよ』

