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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第41章 憧れの異世界 ハウステンボス ~夜編~

今日泊まる客室は、最上階の6階。
彼がドアを開けてくれて、ドアを
押さえて中に入る様に促してくれる。
お部屋に入って飛び込んで来たのは
真っ白の地色に赤い花が描かれた
可愛らしいお花柄の壁紙で。
海外製のドールハウスの屋根裏部屋
みたいなそんな感じの雰囲気のお部屋だ。
最上階だけど、屋根と融合してるから
お部屋の壁が斜めになていて
この部屋が屋根の所のお部屋だって
言うのが…良く分かる。
「わぁ~、凄い可愛いっ…
ドールハウスの中みたいなお部屋」
『明日は…もうちょっと
広い部屋取ってあるんで、今日は
一番安い部屋で申し訳ないですけど…』
一番安い部屋と…旦那さんが言うけど
ビジネスホテルのダブルよりも
全然余裕のある広さをしたお部屋だし。
お部屋の内装もドールハウスみたいで
素敵な花柄の壁紙が可愛いし。
カーテンも同じ花柄だし、
ベッドの上に置いてある
筒状の形をしたクッションと
足元側を覆っている
ベッドカバーも同じ花柄で
トータルで揃えられて居て統一感が凄いし。
窓際に置かれた八角形のテーブルと
赤い1人掛けのソファも
ドールハウスの家具みたいだし。
置いてある作業用の机とか
食器棚みたいな棚も、
どれを取ってもドールハウスみたいだ。
「お部屋、十分過ぎる広さあるし。
すっ、…凄い可愛いよ?
こんな…可愛い部屋…に泊れるなんて…」
『夢みたい…ですか?…でも
部屋はいい感じなんですけど…
お風呂が…ちょっと…残念なんですよ…』
この内装のお部屋には、
さぞかし素敵な猫足のバスタブでも
あるのかと…思いきや…
バスルームに続く水回りも
お花柄の壁紙で可愛らしいのだが。
バスルーム自体は…シンプルな感じで、
2人で入るには十分なので…。
大理石の壁も高級感がある感じ。
お風呂の栓を止めて
お湯張りをして戻って来ると。
彼は部屋の窓の前に居て
窓の横の両サイドの壁は
屋根になってい居るから
こっち側に向かって
せり出して来る感じなっているけど。
窓の部分だけは真っすぐで
カーテンを開いて外を見ていて。
「どんな景色が見えるの?」
ロの字型の建物をした
ホテルヨーロッパの
中央の部分にある内海を
眺める感じの景色で。

