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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第41章 憧れの異世界 ハウステンボス ~夜編~

『ここで…やったら…
あっち側の部屋の人と
目が合いそうな…場所だなぁって。
って言うのは冗談ですけど、
この眺めはこの眺めで面白いですね』
1人掛けのソファしかないから
一緒に寄り添って座れる場所は
この部屋の中にはベッドしかないから。
旦那さんが先にベッドの端に座って
こっちと自分の隣を
自分の手でトントンして来て。
私にこっちと合図をして来る。
旦那さんの隣に腰を下ろすと、
着ていたアウターを脱がされてしまって。
そのアウターは1人掛けのソファに
ぽいっと置かれてしまった。
『今日は朝からずっと
動いてばっかりでしたし、
巴は疲れませんか?』
「飛行機は乗るの久しぶりだったし、
ポートライナーに乗ったのも
久しぶりだったから楽しかったし。
ハウステンボスも20年ぶりだったし。
こんなに…イルミネーションが綺麗で
アトラクションも増えてるって
知らなかったから…楽しめたよ…」
『と言うか、アトラクションも
全然回り切れてませんし今日は
船乗っちゃったんで、観れてない
ショーとかもまだあるんで…。
明日も、沢山ハウステンボスで
クリスマス楽しみましょうね?』
そう言いながらこっちの膝の上に
彼が自分の手を置いて来て。
ぎゅっと…手の上に手を重ねて握ると、
右手をこっちの腰に回して来て
こっちの腰を抱いて身体を引き寄せて来る。
『部屋…暗く…しましょうか…』
「…う…ん、暗く…して…」
ベッドの枕元にあるライトだけ
残して部屋の明かりを消すと…
ぼんやりとしたオレンジ色の光に
ベッドのシーツが照らされて。
暗いオレンジ色…みたいな色が
部屋の暗い闇の中に浮かぶ…。
『巴……』
名前を…呼ばれて…顔が近付く
彼の顔が近付いて来て
巴は港斗のキスを受け入れた。
着ていたニットの上から
彼の手がおっぱいを揉んで来て。
「んんっ…ふっ…んっ……はぁっ…」
唇に唇を押し付けるキスから
挟んで食む様なキスになって、
唇の隙間から舌が滑り込んで来る。
ヌルヌルと私の舌に絡む
彼の舌の感触…。
キス…したいなって…ずっと
ロマンチックなムードに
なる度に感じていたから。

