この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第44章 2024年12月23日

テラスハウスの前まで
車で送って貰って。
この後も…予定がありそうな
オーラが2人からは出てたから。
忙しそうな雰囲気の双子を見送って。
テラスハウスのこの部屋も
なんか…3日ぶりなだけだけど、
随分と久しぶりな…感じがする。
『帰って来ちゃいましたね…』
「うん、帰って来たね…お家…」
『旅行って楽しいですけど、
やっぱり…家もいいなって
そんな感じに寂しさもあるけど…
そんな安心感みたいなのもありますよね』
「旅行の思い出に浸るのもいいけど…
とりあえず…お洗濯しないとだね…」
『そうですね、洗濯してる間に
カステラ…食べる前に
シュトーレン食べないとですね…』
クリスマスまで…シュトーレン
持たせる感じに食べてたんだけど
12月の始めの方に買ったから
シュトーレン無くなっちゃって、
近くのスーパーに売ってたから
それを途中から食べてたから
実は…結構余っていて…。
『もう、クリスマス来ちゃいますし
今日は、厚切りにしましょうよ…』
こっちがお洗濯物を纏めて
洗濯機に入れてスタートして
リビングの方に戻って来ると、
港斗君がデロンギでコーヒーを
オートで淹れて貰いながら。
置いていたシュトーレンを
カットしてお皿に乗せてくれていて。
「マリンピアで買った、
リンドールのチョコもあるから
それも…一緒に食べちゃおうか…」
アレクサにクリスマスソングを
流して貰いながら、リビングの
ピンク色の去年買って貰った
クリスマスツリーのライトをつけて。
デロンギのコーヒーメーカーで淹れた
コーヒーを頂きながら、
ソファに座ってツリーを眺める。
『っと…すっかり…忘れてましたけど
明日は…イブでしたね…。
僕…ローストチキンとか…
ローストビーフとか適当に買って来るんで
明日は…家でクリスマスしましょうよ』
「あ…のね……、お家でクリスマス…
する用の………衣裳…と言うか…
下着と言うか…ね…用意…してあるよ?」
『クリスマスプレゼント…何が良いですか?』
「え?…この旅行が…プレゼント…なんじゃ…」
旦那さんのその質問に、
思わず聞き返してしまった。

