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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第47章 マリンピア神戸と神戸イルミナージュ

『あれから1年になるんですね…』
1年前の彼と…、
今年の…旦那さんが…
重なって見えるような…
そんな感覚を感じながら。
「うん、1年前はこんな風に
港斗と夫婦になってるなんて、
全然…想像も…して無かったし…」
頬と頬が引っ付きそうな位の
距離に彼が顔を近付けて来て。
ちゅっと…数秒の頬へのキスを
さりげなくして来て、
外だから寒いはずなのに
顔だけカッカとして熱くなっちゃって。
ガシッと…彼の腕を掴んで
今居た場所から移動して行く。
宛があった訳じゃないけど
ズンズンと進んで行くと。
光るBEKOBEのモニュメントがあって。
その近くにアナ雪のお城みたいな
アイスパレスと言う、氷のお城みたいな
ブルー系の電球で統一された
幻想的なお城の所まで来ていて。
『あ、去年も…ここ…ありましたよね?』
「確かに…あっちにあった
ルミナリエみたいなアラビアンな
やつも去年もあったし、これも…
去年来た時にもあったやつだけど…」
『あ、あれ、あそこで
写真撮りましょうよ。もうすぐ
2025年ですし新年先取り出来ますよ』
そう言ってあそこと指差したのは、
2025の0がハート型の
アーチになっているイルミネーションで。
そこで写真を撮ろうと言って来て。
その♡のアートの所でポーズ取って
旦那さんに写真を撮って貰ったんだけど。
イルミネーションをひとりしきり
旦那さんと一緒に楽しんで、
車を置いてある駐車場に戻って来る。
『さて、イルミネーションも観ましたし
ジャガーホテル有馬行きますか?って
言いたい所ですけど…、2日続けて
ラブホお泊りはダメって言われちゃいそうですし。
帰りスシローでも行って、帰りますかね?』
ここから近い場所にある
ラブホテルの名前を出して来て。
その後すぐに自分でこっちが
何かを言う前に訂正してたんだけど。
「うん、ちょっとさっき
食べちゃったから。
そんなにお腹空いてないし…」
キッチンカーの誘惑に勝てずに
ちょっと腹ごしらえしちゃってたから
あんまりお腹が空いて無かったから。

