この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
SSS-EX 世紀末青春子守唄
第3章 『目を閉じておいでよ』
「じゃあ、振るわね」

と、私がサイコロを手にして、振ると、転がったサイコロは、「1」

ということは、「〇番が一枚服を脱ぐ」。『ヒロ』も『ゆか』も顔を見合わせている。やはり、この2人は、心が通じ合っている感じ。口を開かなくても、意思疎通ができる感じ。羨ましかった。

「じゃあ、もう一回、振って」

と、話す『かよ』。私が、振ると、転がったサイコロは、また「1」

ということは、「『ヒロ』が一枚服を脱ぐ」ということ。

「はい。『ヒロ』が服を脱ぐのよ」

と、『かよ』が話して、え?って顔になっているけど、ルールを破るような性格ではないから、『ヒロ』は素直に帽子を取った。そもそも、室内で帽子をかぶっていたのは???と、思わないでもないけど、誰もそこにはツッコまず…。

「はい、じゃあ、もう一回、振って」

と、『かよ』が言って、私が降ると、「5」がでた。ということは「〇番が〇番の〇秒間◇◇を触る」

「続いて、あと3回振らないといけないわね」

と、話す『かよ』。私が振ると、つぎは、「3」だったから、『ゆか』。次に振ると「2」だったから『かよ』。もう一回、振ると「5」。

だから、「『ゆか』が『かよ』の5秒間◇◇を触る」という内容。あとは、「◇◇を触る」を私が任意に選ぶだけ。

「何がいいかしら?」

と、私が訊くと、『かよ』が、

「どこでもいいわよ。お尻でも、胸でも、ここでも」

と、言いながら、スカートをめくって、ショーツのフロントの辺りを指し示した。やはり『かよ』は、中学時代から積極的出し、『ヒロ』を挑発する感じ。

『ヒロ』を見ると、『かよ』がスカートをめくったことに気が付いていて、顔の横に、手で壁を作って、顔を背けて『かよ』を視界から隠していた。

そこから『かよ』の様子へ視線を振ると、顔を隠している『ヒロ』の方を見て、残念そう。見て欲しかったのかもしれない。

『かよ』は、『ヒロ』を挑発したつもりかもしれないけど、私がその挑発に乗ったというか、

「だったら、『ゆか』が『かよ』の陰部を5秒間、触って」

と、私が言うと、驚く『ゆか』。目をつぶった『ヒロ』。

「いいわよ」

と、笑いとばす『かよ』。やはり、『かよ』は、王様ゲームをすることを想定していたのだと思ったわ。
/15ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ