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人類救命
第2章 山手佐智子33歳VS山邑=パーヴ=諭
よ、よっしゃ!
今月後10日を残して月ノルマ35人達成!
これで大手を振って大連休を愉しめる。
旅行だ!旅行!
着の身着のまま目的地も決めず「電車で北上する」だけをルールの一人旅だ。
9時35分。
通勤ラッシュが終わった電車内は椅子にこそ座れなかったが隣の人と軽く肩が触れる程度の混み具合。
ガタンゴトンガタンゴトン
吊り革に掴まり電車の動きに合わせて身体を揺らす。
やっぱりこういうのんびりした雰囲気好きだな。

10時過ぎ。
妙な客が乗ってきた。
濃い目の大きなサングラスで顔を隠した女性客。
背は170cm弱
少しポッチャリ体型の中年だ。
いや
別に小母さんが電車に乗ってる事自体には疑問も問題もないのだがここは男性専用車両だ。
そこに女性が乗ってくるって可怪しいだろう。

令和パンデミック以前は痴漢から女性を護るとの名目で「女性専用車両」というのが1編成に1両程用意されていたが雄としての能力を刈り取られてから段々男達の立場が弱くなり今では子供を産める女性が気持ち良く利用できるよう役立たずの男達は「男性専用車両」に追いやられるようになった。
そんな車両に態態乗り込んでくる女性客。
彼女は5分程立ち止まると男達を押し避けて少しだけ奥に進み又5分程立ち止まる。
奇妙なのは女が移動すると近くに居た何人かの男性客が名残惜しそうに彼女を見送る事だ。
少し興味が湧いたので生殖技能士専用ツールのサングラスを着用する。
これはフレームに内蔵されたセンサーで女性に埋め込まれたマイクロチップの情報をレンズ内に映し出すというハイテク機器だ。
名前は山手佐智子、33歳。
ほう、カテゴリーイエローカウント1。明日から保護局通いか。
これはあれかな?
ある確信を胸に男達を掻き分け移動する。
当然迷惑そうに睨んでくる奴もいたがスキンヘッドの180cm超えの筋肉ダルマを2秒と視線を送れる勇者は居なかった。
グイグイと人混みを押し分け女性の前に立つ。
左腕を彼女の背に回し引き寄せると右手で臀朶を鷲掴みにする。
大胆な痴漢行為に女は拒絶するどころか「アン」と小さく鳴き身を委ねてくる。
決まりだな。
北叟笑みながら柔らかい尻肉の感触を愉しんでいると山手佐智子の手が俺の内腿から遡上し股間に伸びる。

電流に撃たれた様に一瞬硬直し驚愕の表情のまま俺を見上げる。
「激ったチンポは久し振りだろ?」



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