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人妻必罰仕置人-闇に裁いて仕置する 南無阿弥陀仏・・・
第1章 妻狩り依頼・高慢女の鼻を折れ
   え?

と、俺が答えた。

地震・津波の話をすべきか考えた。


   大きな地震でも起きて、
   津波が押し寄せるとか、
   考えていた?


と、訊く実華子。


   実華子は、
   阪神大震災の記憶なんてないだろ


と、話すと、


   ないわ。
   でも、小学校、中学校、高校と
   ずっと、震災の話を聞いて成長したわ。


そうだった。神戸は震災以降、震災を
まるで、ゼロ年にしたように、
震災から何年というカウントとともに
歩んできた。

まるで、西暦がキリストを基準としていたように。
皇紀が神武天皇の即位を基準としたように。

そう言えば、夫婦は、結婚記念日を基準に、
何年と数えるらしい。

俺は、結婚の経験はないから、
そんな数えた経験はなかったが。

実華子が哲夫医師と離婚して、
俺と結婚するようなことがあれば、
今日は特別な日になるかもしれない。

そんなことを思っていると、


   1.17も、9.11も、3.11も
   そこからカウントが始まるのね。


と、話す実華子。

そうだ。

阪神大震災だけじゃない、
アメリカでは同時多発テロ事件、
日本では新たに、
東日本大震災から何年という軸もできた。


   そんな大事件でも大災害でもないけど、
   今日から、わたしとあなたの
   カウントが始まるのね


と、実華子は微笑んだ。


   そうあって欲しいが、
   そう簡単にいくかな?
   旦那が、思っているほど
   容易に離婚に応じるだろうか?


と、俺が聞くと、


   応じるわ。

   わたしに妊娠すれば。

   そして、その子の父があなただと知れば。

   そして、思い知ればいいのよ。

   妻をほかの男に抱かせるリスクや
   妻を満足させられない男には価値がないことを


と、実華子は言って、笑った。

たしかに、そうかもしれない。

こんないい女を、他人に抱かせるものではない。


   しかし、妊娠するかな?


と、俺が聞くと、


   するわよ。

   何度中出ししたと思っているの?


と、話して笑う実華子。たしかにそうだが。

俺も歳だからな。不安がないとは言えなかった。
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