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幻影の胡蝶 〜桃源郷の寵妃達〜
第5章 情欲に呑まれる…※
玄武は胡蝶に手を伸ばすと彼女の肩に触れた。

「ひっ!」

玄武の手が触れただけで、肩が跳ね上がり、胡蝶の顔はどんどん紅潮していった。







熱を保ったままの胡蝶に、玄武はニヤッと笑った。

胡蝶の唇に触れると、音羽にした様に余韻のキスをする。

先程の情熱が無くなった甘いキスに…。

胡蝶は物足りなさを感じた。








「…さて、どうする?まだ続ける?」

唇が離れて、玄武は胡蝶の顔を覗き込みながら聞いた。

「あ…私は……。」

ギュッと胡蝶の拳が握られる。








「……もう大丈夫です……。」

胡蝶はそう言うと顔を俯かせて、スクッと立ち上がった。

そのまま部屋を出る胡蝶を、玄武と音羽は見送った。








「……追い返して良かったんですか?」

「……俺はまだ胡蝶を抱く気は無いし……それに……。」

玄武は音羽の背中に手を回すと、再び音羽とキスを繰り返す。







「胡蝶の為に控えめにしてたから、まだ足りないんだ。」

「ふふ…随分と淡白でしたからね…。」

優しく甘いSEXは、玄武の性格を表していたが、別に彼は淡白な訳では無い。

好きな女人とのSEXは、激しく抱く方が好きだった。








足りない情欲を満たす為に、玄武は再び熱を込めて舌を絡める。

音羽もまだ玄武に付き合える様で、喜んで両腕を玄武の首に絡めた。








今宵もまた、男女の情欲が桃源郷を包む。

四神達は夜の長い時間を過ごす時は、寵妃を選ぶ事が多い。

自分が愛した女人を抱くその夜は、彼らもまた満たされる。










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