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第3章 夕陽の中で

「夕陽がソファーに当たるのは、おそらく5分以内かな。もっと短いかもしれない。やってみようか？」

「はい、分かりました」

「もし動く時は、少し動いて止まる、そしてまた動く、って感じで。光をできるだけ多く、カメラに取り込むために、シャッタースピード長くするから。自分は影を作らないように離れて撮るよ」

「了解です」

「真衣ちゃん、ロマンチックな感じに仕上げたいから、少し肩を出してみようか？ワンピースとブラ紐をずらしてみて」

「分かりました」

真衣はKENの指示どおり、ワンピースの背中を少し緩め、ブラ紐と一緒にずらして両肩を出して、胸元のところまで下ろした。