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ポートレート – Portrait –
第5章 新発見の戸惑い
真衣は撮影を終え自宅に戻った。自分の肘をテーブルに置き、顔を覆い、罪悪感と戦っていた。
————私はなんて事をしてしまったのだろう…KENさんの言うとおりだ。プロのカメラマンが、モデルと撮影中に、体の関係になるなんて評判にかかわる。本当に理性の抑えが利かなくなって、本能的に彼を求めてしまった…今も思い出すと体が熱くなる。
真衣はとっさにKENから貰った名刺を取り出し、彼の携帯に電話をかけた。
「もしもし、KENさんですか?真衣です。今いいですか?」
「うん。いいけど…真衣ちゃん、どうしたの?」
「明日、会って話したいことがあります」
「明日ね…残った仕事をする予定だから、午後3時にスタジオでいいかな?」
「はい、分かりました。3時で」
————私はなんて事をしてしまったのだろう…KENさんの言うとおりだ。プロのカメラマンが、モデルと撮影中に、体の関係になるなんて評判にかかわる。本当に理性の抑えが利かなくなって、本能的に彼を求めてしまった…今も思い出すと体が熱くなる。
真衣はとっさにKENから貰った名刺を取り出し、彼の携帯に電話をかけた。
「もしもし、KENさんですか?真衣です。今いいですか?」
「うん。いいけど…真衣ちゃん、どうしたの?」
「明日、会って話したいことがあります」
「明日ね…残った仕事をする予定だから、午後3時にスタジオでいいかな?」
「はい、分かりました。3時で」