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ポートレート – Portrait –
第7章 ピアノに見守られて
「ハァツ…ンッ…ァッ…ぅ…」

————今度はリズムを付けて奥まで彼の長さの分、グッと勢いをつけて中まで挿ってくる。私の背中が浮くほど感じてしまう。小刻みに前後されたかと思えば、大きく引かれ大きく奥まで来る刺激で、頭を抑えて我慢したかった。でも縛られていて何もできない、力強い刺激をどんどん受け入れていく私の体。もう我慢の限界だった…。

「はあ…KENさん…はあ…いかせてください…」

————彼の真意は私自身も分かっていた。さっき聴かせてくれた曲のように…私を別世界へ導いていくような攻めだった。本物の焦らしの前で誘惑には勝てなかった。

「分かった…」

「ァッ…ンッ…ンッ…ハァッ…ぁンッ…ンンンッ…」
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