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第7章 ピアノに見守られて

「ンッ…ぁ…ふぅ…」

————キスが終わると、私は突然浮かんできたアイデアをそのまま口にした。

「KENさん、撮影ありがとうございます…はぁはぁ…今度、お食事行きませんか…？」

「うん、行こう」

————自分で行った後に笑いたくなった。順番が逆だ…最初から体の関係になってしまった…そんなことを考えながら彼のキスを受け入れた。3日間に及ぶ私の撮影は終わった。これからは私の本職に戻らないと…。