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ポートレート – Portrait –
第8章 Voice
「うわぁ、やばい、これ!読みたい!」
————もうこのお姉様たちには困ったものだわ…最初、SMの話になった時は鼻で笑い、今は読んでみたいって…。
桐野が真衣にある質問をした。
「真衣ちゃん、どうやって調べたの?」
「うーん、内緒です。企業秘密」
————KENさんと初対面の時に言われた一言。思わず出てしまった。企業秘密はさすがに変だったかな…。
「ははは。なるほどね。聞かないよ。メガネもしてないし、髪型変わるし、雰囲気が違うから聞きたかったけど、そういうことにしておこう」
「では、頑張って書きあげます!」
「おう!よろしく頼むよ、真衣先生!」
真衣は深々とお辞儀をし、オフィスを出た。エレベーターを待っていると、先程の女性社員が小走りで真衣に近付いてきた。
————もうこのお姉様たちには困ったものだわ…最初、SMの話になった時は鼻で笑い、今は読んでみたいって…。
桐野が真衣にある質問をした。
「真衣ちゃん、どうやって調べたの?」
「うーん、内緒です。企業秘密」
————KENさんと初対面の時に言われた一言。思わず出てしまった。企業秘密はさすがに変だったかな…。
「ははは。なるほどね。聞かないよ。メガネもしてないし、髪型変わるし、雰囲気が違うから聞きたかったけど、そういうことにしておこう」
「では、頑張って書きあげます!」
「おう!よろしく頼むよ、真衣先生!」
真衣は深々とお辞儀をし、オフィスを出た。エレベーターを待っていると、先程の女性社員が小走りで真衣に近付いてきた。