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天狐あやかし秘譚
第31章 情意投合(じょういとうごう)

☆☆☆
ぬるま湯のような優しいまどろみの中から、ゆっくりと私の意識が立ち上がる。
瞬時には、自分がどこにいるかを知ることは出来なかった。
あれ?私・・・どこにいるんだっけ?
とにかく、身体がじんわりとだるくて、心地よい。
だんだん意識が戻って来るにつれて、自分が全裸であり、そこに薄い上掛けを一枚かけられているだけだと認識できてきた。
なにかに・・・しがみついている?
その何かは温かくて、ガッシリとしていて、それでいて、滑らかな感触のものだった。これは・・・。
ああ・・・ダリ・・・そうだ、私、ダリに抱かれて・・・。そのまま気絶しちゃったんだ・・・。
言われてみれば、私の秘所が若干ジンジンする。初めての交わりの後遺症のようなものだろうか。そっと目を開けると、ダリの裸の胸が目の前に見上げると、彼の優しい瞳が私を見ていた。
ずっと、私のことを見ていたの?
「ダリ・・・」
その瞳を感じると、否応なく愛おしさが溢れてくる。
「目が覚めたか?綾音・・・」
すっと額に唇が寄せられる。ふわっとしたキス。そのまま頬に、そして、唇に。最初は彼から、後は、私から。
舌を絡め、唇を夢中で吸いあった。
「ダリ・・・気持ちよかった・・・すごかったよ・・・もう・・もう私・・・」
あなたなしでは生きていけない・・・。そこまでは恥ずかしくて言えなかった。
「んんっ!ダメ!!」
彼の長くて少しゴツゴツした指が私の陰裂をなぞり、割って入ってきた。先程の交わりの余韻冷めやらぬまま、ぬるぬると濡れそぼっている私の陰唇は容易に彼の指をくわえ込む。
ダメ、とはいいつつ、彼の指が私の中をまさぐると、私の中はあっという間に先程の嵐のような快感を期待して、淫水を溢れさせていく。
どうしよう・・・どうしよう・・・
もっと、もっと溺れてしまう。
もっともっと・・・離れられなくなる。
ダリとの初めての交わりは私の身体をまたひとつ、変えてしまった。
だから、ほら・・・もう、我慢できない・・・。
「ダリ・・・お願い・・・また・・・来て・・・」
この夜、ダリの無尽蔵とも思われるほどの精力で、私は朝まで何度も、何度も絶頂させられてしまった。
ぬるま湯のような優しいまどろみの中から、ゆっくりと私の意識が立ち上がる。
瞬時には、自分がどこにいるかを知ることは出来なかった。
あれ?私・・・どこにいるんだっけ?
とにかく、身体がじんわりとだるくて、心地よい。
だんだん意識が戻って来るにつれて、自分が全裸であり、そこに薄い上掛けを一枚かけられているだけだと認識できてきた。
なにかに・・・しがみついている?
その何かは温かくて、ガッシリとしていて、それでいて、滑らかな感触のものだった。これは・・・。
ああ・・・ダリ・・・そうだ、私、ダリに抱かれて・・・。そのまま気絶しちゃったんだ・・・。
言われてみれば、私の秘所が若干ジンジンする。初めての交わりの後遺症のようなものだろうか。そっと目を開けると、ダリの裸の胸が目の前に見上げると、彼の優しい瞳が私を見ていた。
ずっと、私のことを見ていたの?
「ダリ・・・」
その瞳を感じると、否応なく愛おしさが溢れてくる。
「目が覚めたか?綾音・・・」
すっと額に唇が寄せられる。ふわっとしたキス。そのまま頬に、そして、唇に。最初は彼から、後は、私から。
舌を絡め、唇を夢中で吸いあった。
「ダリ・・・気持ちよかった・・・すごかったよ・・・もう・・もう私・・・」
あなたなしでは生きていけない・・・。そこまでは恥ずかしくて言えなかった。
「んんっ!ダメ!!」
彼の長くて少しゴツゴツした指が私の陰裂をなぞり、割って入ってきた。先程の交わりの余韻冷めやらぬまま、ぬるぬると濡れそぼっている私の陰唇は容易に彼の指をくわえ込む。
ダメ、とはいいつつ、彼の指が私の中をまさぐると、私の中はあっという間に先程の嵐のような快感を期待して、淫水を溢れさせていく。
どうしよう・・・どうしよう・・・
もっと、もっと溺れてしまう。
もっともっと・・・離れられなくなる。
ダリとの初めての交わりは私の身体をまたひとつ、変えてしまった。
だから、ほら・・・もう、我慢できない・・・。
「ダリ・・・お願い・・・また・・・来て・・・」
この夜、ダリの無尽蔵とも思われるほどの精力で、私は朝まで何度も、何度も絶頂させられてしまった。

