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天狐あやかし秘譚
第48章 月下氷人(げっかひょうじん)
☆☆☆
「ん・・・♡あっ・・・あん♡」
和室に敷かれた布団の上で、私はあっという間に全裸に剥かれてしまう。真剣な目で見つめられて、下の名前で呼ばれた時点で、私のアソコはヌルヌルとした女の液をにじませてしまっていた。

乳首を口に含まれ、吸われ、弾かれる。
彼の右手が脇腹をくすぐり、太ももを撫でて、その指先が、あっという間に私の秘所をこじ開けていく。

「濡れてんで・・・夕香はやっぱりかわええなあ・・・」
ちゅくっと中指が陰裂に沈む。私の濡れそぼったアソコはふわふわに蕩けていて、ずぶずぶと彼の太い指を呑み込み、咥えこんでいく。

こんなに、あっという間にトロかされてしまう・・・。
これは、瀬良家の教育のせいだけではないということは、私自身が一番良く知っていた。

土御門様の指が私の秘所の中でくいと折れ曲がり、入口の少し奥、お腹の側をコリコリと刺激してくる。私の、一番弱い所・・・。

「ふ・・・ん、あ♡・・・んん♡・・・ダメ、・・・そこ、コリコリ・・・いや♡」
どんどん高められ、その興奮のままに、私の身体は素直に反応し、肉ひだは彼の指を物欲しそうに締め付け、陰裂は女の蜜をジュクジュクと吐き出す。もう、私の秘所はビチャビチャに濡れそぼっていた。

「お汁・・・たーくさんや・・・甘い蜜・・・ごちそうしてな・・・」
土御門様が私のアソコを舐めあげる。わざと舌の腹全体を使って、べろりと淫らに。
「んっ♡」
陰唇からクリトリスまで一気に舐め上げられ、ゾクリとした感触が背筋を走る。たったひと舐めで私は軽イキしていた。しかし、それで責めが終わるわけはない。彼は更に舌を何度も往復させ、私の花弁を、蕾をびちゃびちゃといやらしい音を立てて、舐め上げていく。その淫らな音をわざと聞かせようとしているかのようだった。

「ふわああっ♡・・いや!ダメ!・・・そんなに舐めちゃ♡・・・音・・・さ・・させないで!!」
舌をすぼめて陰裂に押入れ、グニグニと動かしたかと思うと、じゅるるると愛液を吸い上げる。その音と与えられ続ける性感で、私はびくんびくんと何度もイッてしまった。

「あっ!そんな・・・お口・・・お口だけで何度も・・・何度もイッちゃう♡」
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