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天狐あやかし秘譚
第53章 奇想天外(きそうてんがい)

そうか・・・とか思っているうちに、んじゃな、と言って、あっという間に土御門は電話を切ってしまった。やっぱり何か忙しかったのだろうか。
私はダリに土御門との会話について話をした。
「確かに、貧乏神はずっとついているわけじゃないな」
ダリは長生きなので、何度も貧乏神を見ているらしい。その長い歴史の中で、いったん取り憑いた貧乏神が、その家から出ていき、その家が繁栄するようになった、という例も数多く見ているという。だが残念なことに、これまで余り関心を持っていなかったこともあり、どういうときに貧乏神が取り憑いて、どうなったら出ていくのかまではわからないそうだ。
まあいい、とりあえず方針は決まった。
今日はもう遅いから、後日もう一度、今度はもう少し貧乏神のことについて調べてから、綿貫亭に清美さん達を招待しよう。そして、その時こそ貧乏神を回向してやる。
可愛いみゆきちゃんのためにも、頑張るぞ!おー!!
私はダリに土御門との会話について話をした。
「確かに、貧乏神はずっとついているわけじゃないな」
ダリは長生きなので、何度も貧乏神を見ているらしい。その長い歴史の中で、いったん取り憑いた貧乏神が、その家から出ていき、その家が繁栄するようになった、という例も数多く見ているという。だが残念なことに、これまで余り関心を持っていなかったこともあり、どういうときに貧乏神が取り憑いて、どうなったら出ていくのかまではわからないそうだ。
まあいい、とりあえず方針は決まった。
今日はもう遅いから、後日もう一度、今度はもう少し貧乏神のことについて調べてから、綿貫亭に清美さん達を招待しよう。そして、その時こそ貧乏神を回向してやる。
可愛いみゆきちゃんのためにも、頑張るぞ!おー!!

