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天狐あやかし秘譚
第1章 【第1話 天狐】禍福糾纆(かふくきゅうぼく)

「よい、反応じゃな」
そのまま、ゆっくりと体重をのせてくる。体中でダリの体温と優しい重みを感じる。首筋にダリが舌を這わせると、くすぐった気持ちよくてゾクリとした。
「はん♡」
そのままダリは私を抱き起こすと、あっという間に私のセーターを脱がし、ブラを外してしまった。こ・・・この狐、なんでブラの外し方とか知ってのるよ!
もちろん、この時も私は自分の体を自由に動かせない。妖力で、というのもあるのかもしれないが、唇と首筋へのキスがあまりにも気持ちよくて頭がフワフワしているのもある。
ああ・・このまま私の乙女は妖怪に奪われてしまうのね・・・。
心のなかで暗闇に真っ赤な山茶花の花が散るイメージが浮かぶ。
「主・・・良い乳をしておる」
「ひゃん!」
思わず声が出た。ダリが長い舌で私の右のおっぱいの先、敏感な蕾を舐め取ったのだ。その後、くるりと乳輪をなぞるように舌を這わせる。
ああーん。そんなことされたことないのにー。
そう、賢明な読者諸君はもう分かってると思うが、私は処女である。
かろうじて、キスはしたことがあった。くだんの結婚詐欺師と。でも、セックスは経験がない。セックスどころか、こうして男性に自分の胸を見られたり、ましてや舌で転がされることすら初めての経験である。
胸を舌でいじめられ、くすぐったいような痺れるような甘い快感が背筋を伝って私の脳をとろかす。人にされるのってこんなに・・・こんなに気持ちいいの!?
「ふあ・・・ん」
変な声が出るぅ。は、恥ずかしい・・・。
同時に、左の乳首を指でそっと転がされる。あ・・・そ・・・それもいい・・。
最初の警戒心はどこへやら、この時点で、私はすっかりダリの指技にどっぷりハマってきてしまっていた。
「こちらも、舐めてほしいか?」
ぴん、左の乳首をわざと弾くようにダリが言う。細い目を更に細めて、舌なめずりをしながら私を見る。ああ・・・その舌で、そっちも・・・
頭の中にピンクの霧が立ち込めたようになっていた私は、言われるがままにコクリと頷いてしまっていた。
そのまま、ゆっくりと体重をのせてくる。体中でダリの体温と優しい重みを感じる。首筋にダリが舌を這わせると、くすぐった気持ちよくてゾクリとした。
「はん♡」
そのままダリは私を抱き起こすと、あっという間に私のセーターを脱がし、ブラを外してしまった。こ・・・この狐、なんでブラの外し方とか知ってのるよ!
もちろん、この時も私は自分の体を自由に動かせない。妖力で、というのもあるのかもしれないが、唇と首筋へのキスがあまりにも気持ちよくて頭がフワフワしているのもある。
ああ・・このまま私の乙女は妖怪に奪われてしまうのね・・・。
心のなかで暗闇に真っ赤な山茶花の花が散るイメージが浮かぶ。
「主・・・良い乳をしておる」
「ひゃん!」
思わず声が出た。ダリが長い舌で私の右のおっぱいの先、敏感な蕾を舐め取ったのだ。その後、くるりと乳輪をなぞるように舌を這わせる。
ああーん。そんなことされたことないのにー。
そう、賢明な読者諸君はもう分かってると思うが、私は処女である。
かろうじて、キスはしたことがあった。くだんの結婚詐欺師と。でも、セックスは経験がない。セックスどころか、こうして男性に自分の胸を見られたり、ましてや舌で転がされることすら初めての経験である。
胸を舌でいじめられ、くすぐったいような痺れるような甘い快感が背筋を伝って私の脳をとろかす。人にされるのってこんなに・・・こんなに気持ちいいの!?
「ふあ・・・ん」
変な声が出るぅ。は、恥ずかしい・・・。
同時に、左の乳首を指でそっと転がされる。あ・・・そ・・・それもいい・・。
最初の警戒心はどこへやら、この時点で、私はすっかりダリの指技にどっぷりハマってきてしまっていた。
「こちらも、舐めてほしいか?」
ぴん、左の乳首をわざと弾くようにダリが言う。細い目を更に細めて、舌なめずりをしながら私を見る。ああ・・・その舌で、そっちも・・・
頭の中にピンクの霧が立ち込めたようになっていた私は、言われるがままにコクリと頷いてしまっていた。

