この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
天狐あやかし秘譚
第62章 【第15話 黄泉平坂】不知不覚(ふちふかく)
嘘だろ・・・ここは、校舎の3か・・・

荻野が、驚愕の中、そう思いかけた時、大男ニヤリと笑った。

「おらよっ!!」

そのまま足を横薙ぎに一閃すると、その強烈な膂力を持った蹴りの風圧で、バリン!と、3階の教室、全ての窓ガラスが内側に弾け飛んだ。

がああっ!

その風圧は荻野や窓ガラスの近くにいた生徒をもろともに廊下側の壁まで吹き飛ばしてしまう。荻野がはっきりと覚えているのはここまでだった。壁に全身を強く打ち付けられ、そのまま意識が遠のいていく。

「はっはー!てめえらまとめて後悔させてやる・・・男は殺す、女は犯してやる!!」

薄れゆく意識の中、大男の高笑いだけが響いていた。
/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ