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天狐あやかし秘譚
第63章 暗中模索(あんちゅうもさく)

それを聞いて、二人は色を失う。数歩後ろに控え、平身低頭の構えだ。
「も、申し訳ありません・・・お館様・・・おゆ・・・お許し下さい」
「申し訳ありません。申し訳ありせん!」
「そんなこと言われてもねぇ・・・。ちょっと今、僕、許せる気持ちじゃないね・・・これは・・・罰が、必要かな?」
ひいぃ!と二人が声を上げ、更に頭を低くする。まるで土下座をしているかのような姿勢にまでなっていた。
「申し訳ありません。もう、もう二度といたしません!」
「キヌギヌも、しません!許して、許してくださいませ!!」
先ほどまで愛欲にまみれていた二人の目は、恐怖に揺れていた。二人ともが、心の底から緋紅の『罰』を恐れていることが伺えた。
「分かった、分かった・・・じゃあ、君たちに免じて、罰はひとりにしてあげる」
ビクリ、と二人が同時に肩を震わせた。身動きこそしていないが、彼女たちはともに、罰を受けるのがどっちなのか、と考えているに違いなかった。
「そうだなあ・・・二人で互いを責め合って、先にイッた方に罰を与える・・・ってことにしようかな?どんなことをしてもいいよ?自分より先に相手をイかせればいいんだ・・・簡単だろ?」
バッと二人が身体を起こし、互いを見る。先に動いたのはスクセだった。彼女はキヌギヌの肩を押すと、その身体を横たえ、彼女の耳にキスをする。耳はキヌギヌの、そしてもちろん双子である自分自身の最も弱い性感帯の一部だと知ってのことであった。
「ん・・・♡ず・・・ずるい!!」
抗議の声をあげるが、先程まで昂っていた上、耳を責められて力が抜けてしまっていた。その隙をついて、更にスクセが攻勢を仕掛ける。巫女服の合わせを開け、右手を滑り込ませる。乳首もまた、彼女たちが弱い部分のひとつだった。
このまま耳と乳首を刺激して・・・腰砕けにして早くアソコを・・・
それがスクセの作戦だった。
一方、キヌギヌはかなり追い詰められていた。姉であるスクセは自分の性感帯を熟知している。今、責められている乳首からも、耳からも、甘い性感が押し寄せてきて、下手するとそのままイッてしまいそうなほどだった。
このままじゃイかされちゃう!
「も、申し訳ありません・・・お館様・・・おゆ・・・お許し下さい」
「申し訳ありません。申し訳ありせん!」
「そんなこと言われてもねぇ・・・。ちょっと今、僕、許せる気持ちじゃないね・・・これは・・・罰が、必要かな?」
ひいぃ!と二人が声を上げ、更に頭を低くする。まるで土下座をしているかのような姿勢にまでなっていた。
「申し訳ありません。もう、もう二度といたしません!」
「キヌギヌも、しません!許して、許してくださいませ!!」
先ほどまで愛欲にまみれていた二人の目は、恐怖に揺れていた。二人ともが、心の底から緋紅の『罰』を恐れていることが伺えた。
「分かった、分かった・・・じゃあ、君たちに免じて、罰はひとりにしてあげる」
ビクリ、と二人が同時に肩を震わせた。身動きこそしていないが、彼女たちはともに、罰を受けるのがどっちなのか、と考えているに違いなかった。
「そうだなあ・・・二人で互いを責め合って、先にイッた方に罰を与える・・・ってことにしようかな?どんなことをしてもいいよ?自分より先に相手をイかせればいいんだ・・・簡単だろ?」
バッと二人が身体を起こし、互いを見る。先に動いたのはスクセだった。彼女はキヌギヌの肩を押すと、その身体を横たえ、彼女の耳にキスをする。耳はキヌギヌの、そしてもちろん双子である自分自身の最も弱い性感帯の一部だと知ってのことであった。
「ん・・・♡ず・・・ずるい!!」
抗議の声をあげるが、先程まで昂っていた上、耳を責められて力が抜けてしまっていた。その隙をついて、更にスクセが攻勢を仕掛ける。巫女服の合わせを開け、右手を滑り込ませる。乳首もまた、彼女たちが弱い部分のひとつだった。
このまま耳と乳首を刺激して・・・腰砕けにして早くアソコを・・・
それがスクセの作戦だった。
一方、キヌギヌはかなり追い詰められていた。姉であるスクセは自分の性感帯を熟知している。今、責められている乳首からも、耳からも、甘い性感が押し寄せてきて、下手するとそのままイッてしまいそうなほどだった。
このままじゃイかされちゃう!

