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天狐あやかし秘譚
第65章 主客転倒(しゅかくてんとう)
ゴクリと喉を鳴らす。
スクセたち双子自身はあまり意識していないかもしれないが、彼女らの身体は緋紅によってすっかり変えられていたのである。出会ってから3年、緋紅による執拗な調教は、彼女らの身体を淫らに塗り変え、その心はオスを本能的に求めるメスのそれへと染め上げられてしまっていたのだ。そのメスの欲望が、巨大な陰茎を前にして、ぐずぐずと疼き始める。

ドクドクと脈打ち、
強い男の色香を放つそれを前に、つい、考えてしまう。

これで貫かれたら、
こんなので中をかき回されたら、
私はどうなってしまうのか・・・と。

緋紅とのセックスは、ほぼ毎日である。毎日しているからこそ、激しいとは言え、彼から送り込まれてくる快楽は想定できるものだった。しかし、眼の前のモノは、その想定を超えたものだった。

おずおずと手を添える。
嘘・・・こんなに熱くて・・・太い・・・

舌を出し、鈴口にそっと這わせる。
匂い立つ、苦いオスの味がした。

一度口をつけると、緋紅によって身体の奥底まで刻み込まれた淫靡な衝動が、スクセに何をするべきかを自動的に教える。

亀頭を口に頬張り、舌でまんべんなく舐め回す。頬の内側でこすりつけ、歯を立てないように必死にしゃぶり続ける。

すごい・・・すごい匂い・・・
頭が・・・くらくらしてくる・・・

しばらく夢中でしゃぶり続けていると、《ふぐ・・むぐ》と声がかかった。

『深くだ』

やにわに頭を大きく無骨な手で挟み込まれるように掴まれる。そのまま乱暴に体に引き付けられ、怒張を無理やりに喉奥まで飲み込まされる。ディープ・スロートはすでに緋紅に酔って仕込まれてしまっているが、その太さが違った。

「ぐうぅう・・・むぐ・・・」

喉の奥が無理やり押し広げられ、こすられ、苦しさで何度もえずいてしまう。力で無理矢理に頭部を動かされ、陰茎を扱くことを強制される。

んっ!

ヤギョウのそれの先がぷくりと膨らみ、その先端から多量の精液が迸るのを感じる。飲み込みきれないほどのそれが口の端から溢れ、体内に強引にオスの匂いが流れこんでくる。たまらず口を離すと、白濁した体液を垂れ流しながら激しく咳き込んでしまう。

がはっ!げほっ!!
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