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天狐あやかし秘譚
第7章 【第3話 狐狸の戦い】迷者不問(めいしゃふもん)

☆☆☆
結局、大量に服を買ってしまった・・・。
だって、だってだって、しょうがないじゃん。皆可愛いんだもん、何着ても似合うんだもん!
とりあえず今はダリの幻術による服ではなく、新しく買った服の中から清香ちゃんが「これ!」と選んだものを着ている。
今日は割と涼しいので、チェック柄のパンツにパフスリーブっぽい白い袖の付いたあずき色トップスという秋らしい服装になっている。ついでに靴まで買ってしまった。動きやすさを重視して、エナメルっぽい光沢がある黒とピンクのスニーカーだ。
か・・・可愛すぎる。
ついでに髪の毛もちょっといじってあげた。元々清香ちゃんは肩までのストレートヘアだったが、コスメ売り場に行って、キュッと高いところでひとつ結び。ヘヤゴムもちっちゃいピンクのリボンの飾りがついたやつを買ってしまった・・・。
お値段、総額5万円ほど。
でも、でも、清香ちゃんの笑顔がプライスレス!
「ぱぱー!お腹すいた!」
清香ちゃんがぼーんとダリに体当りするように抱きつく。ダリも最初は戸惑っていたが、だんだん慣れてきたようで、清香ちゃんをひょいと抱き上げると肩車をする。定位置よろしく、ちょんとダリの頭に顎を乗せる姿勢がなんとも可愛らしい。
「じゃあ、ご飯食べに行こうか」
正直出費は痛いが、明日から節約するということで、今日はパーッと行こうじゃないか!
レストラン街はあっちだ。清香ちゃんを肩車したダリと私はそろって歩き出した。
レストラン街では色々あって目移りしてしまうが、ちょうど昼ごはん時ということもあり、どこも混んでいた。荷物を持たせているダリがやや不服そうな顔をしているので、早く置かせてあげたいのだが、いかんせんどの店も1時間位並びそうだ。
困ったな・・・
結局、大量に服を買ってしまった・・・。
だって、だってだって、しょうがないじゃん。皆可愛いんだもん、何着ても似合うんだもん!
とりあえず今はダリの幻術による服ではなく、新しく買った服の中から清香ちゃんが「これ!」と選んだものを着ている。
今日は割と涼しいので、チェック柄のパンツにパフスリーブっぽい白い袖の付いたあずき色トップスという秋らしい服装になっている。ついでに靴まで買ってしまった。動きやすさを重視して、エナメルっぽい光沢がある黒とピンクのスニーカーだ。
か・・・可愛すぎる。
ついでに髪の毛もちょっといじってあげた。元々清香ちゃんは肩までのストレートヘアだったが、コスメ売り場に行って、キュッと高いところでひとつ結び。ヘヤゴムもちっちゃいピンクのリボンの飾りがついたやつを買ってしまった・・・。
お値段、総額5万円ほど。
でも、でも、清香ちゃんの笑顔がプライスレス!
「ぱぱー!お腹すいた!」
清香ちゃんがぼーんとダリに体当りするように抱きつく。ダリも最初は戸惑っていたが、だんだん慣れてきたようで、清香ちゃんをひょいと抱き上げると肩車をする。定位置よろしく、ちょんとダリの頭に顎を乗せる姿勢がなんとも可愛らしい。
「じゃあ、ご飯食べに行こうか」
正直出費は痛いが、明日から節約するということで、今日はパーッと行こうじゃないか!
レストラン街はあっちだ。清香ちゃんを肩車したダリと私はそろって歩き出した。
レストラン街では色々あって目移りしてしまうが、ちょうど昼ごはん時ということもあり、どこも混んでいた。荷物を持たせているダリがやや不服そうな顔をしているので、早く置かせてあげたいのだが、いかんせんどの店も1時間位並びそうだ。
困ったな・・・

