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天狐あやかし秘譚
第7章 【第3話 狐狸の戦い】迷者不問(めいしゃふもん)
女性は、うつ伏せの姿勢で腰を高く上げて、おそらく自分の右手で秘所を弄っているようだ。先程、私が苦悶の声と思ったのは、どうやらくぐもった喘ぎ声だったようだ。

なになに!?一体・・・。

なんで、こんなお店の中で、暗い部屋でオナニーしているの?
見ちゃいけないと思ったけれども、あまりのも淫靡なその様子に目が離せなくなっていた。
だんだん、声がはっきりしてくる。

「うああ・・・いい・・・クリト・・ス・・いい・・そこぉ・・・もっとぉ・・」

うつ伏せた顔がこちらを向く。髪の長い女性だった。目がとろんととろけ、気持ちよさそうにしている。絶頂が近いのか、ゆとりのない感じになってきている。

「あ・・・あ!ああ!・・クリ・・・いい!気持ち・・いいよぉ・・吸って・・舐めてぇ・・・あああ!」

そのままゴロンと仰向けになり、起き上がる。ちょうど、体全体がこちらを向く格好だ。

上半身が裸だ。豊満な胸を晒し、後ろ手に手をついて、のけぞるようにしてあえいでいる。下半身は裸だと思っていたが、どうやらスカートを履いているらしい。さっきお尻を上げていた時はスカートが下にさがっていたことで、お尻が丸見えになっていた、ということのようだ。

両手を後ろについた姿勢であえいでいる。
でも、よく考えたらおかしい。
手が両方後ろにあって、どうやってオナニーしてるの?

ちょっと、ここで私は卑猥な妄想をしてしまった。もしかして・・・リモコンバイブとか?

私も23年間、女として生きているので、一応そっち方面の知識もあるにはある。そういうえっちなおもちゃが存在していることも知ってはいる。(使ったことはないのよ!信じて!)

時折跳ねる腰にあわせて、嬌声が更に淫らに、湿ったものになる。
「ああ!はん♡あ!、あ!、いい!、もっと!もっと、舌入れて!グチョグチョにしてぇ!」
スカートがモゴモゴとうごめいている。

「ああああ!」
高まってきたのか、一層声が大きくなる。そのままびくんと全身がふるえ、M字に開いた太ももが痙攣するように震えているのが遠目にもわかった。

うそ・・・イッちゃったの?
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