この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
天狐あやかし秘譚
第7章 【第3話 狐狸の戦い】迷者不問(めいしゃふもん)
え?気づかないうちに、どっかの襖を開けて入っちゃったのかな?
ちょっとお行儀悪いけど、私は『通草』と書かれている襖にこっそり耳を近づけてみた。

んんん・・・?なにか聞こえる。

「んんあ・・・・ああうううう・・・ぐう・・」
え?なにか、苦しそうにしている・・・。
なんだろう?女の人の声?

「ぐううう・・・うぐぐ・・ぐああ!あああ!!」

ど、どうしよう・・・なにか病気だったら・・・。
脳内に、胸を押さえて苦悶の表情を浮かべている女性の様子が浮かぶ。周囲を見渡すが、やっぱり誰もいない。どうしよう。助けを呼ぼうにもどこに行って良いのかもわからない。

と、とりあえず様子を・・・。

そっと襖を開けてみる。ちらっと覗いてみると、中は暗い。
あれ?やっぱり人なんかいない?もしかしたら聞き間違い?

だが、奥の方になにか動く影のようなものがある。うずくまっている人?いや、どうやら四つん這いになっているように見える。

「んあ・・・ふぐう・・・あん・・・い・・・め」
声がさっきよりも鮮明に聞こえる。それに伴って、どこかからピチャピチャと水が跳ねるような音が聞こえる。

ん?

よく目を凝らしてみる。どうやら、影は四つん這いというよりも、頭を下につけ、お尻を高く上げた姿勢を取っている人のようだ。お尻がふるんふるんと時折震えている。

「んあ・・・ああん♡・・・あん・・く・・り・・かん・・・やあ・・・ううあ・・ふぐうぅ・・うん・・あ、あ!」
目が慣れてきてだんだん分かってきた。

え?なんで!?

どうやら、そこにいるのは、下半身が裸の・・・多分女性だ。『多分』と言ったのは、お尻の形や声は明らかに女性だが、顔が畳に押し付けられるようにしていてこちらからはよく見えないからだ。最初は何をしているか分からなかったが、次第に分かってきた。

お・・・オナニーしている!?
/172ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ