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人外に愛される【短編集】
第1章 インキュバスくんは愛したい
それも結局対した効力はなくて、結局俺は腰を振ってしまう。

「うっうぅ!…いや……あぁっ…。」

気持ちまで催淫に支配されてなくても、マリアの唇からは甘い声が漏れている。






「あっマリアっ…そんなに締め付けないでっ…。」

俺が奥に突く度に、マリアの中は悦ぶように俺のモノを締め付ける。






「っは……マリア…気持ちよくて……。」

俺に抱き潰されて、ベットに押し付けられる様に突かれているマリアは苦しそうだ。

でも押し上げてくる快楽を我慢するだけで、そんなマリアを気遣う事も出来ない。







「ああっ…主よ……ああっ申し訳ございませんっ…。」






腕の中で泣きながら、神の許しを乞うマリアに腹が立った。

「マリア、神なんて呼ばないで、俺に縋って…。」

俺はこんなにも君に夢中なのに。







大きくマリアの中を擦ると、マリアの手がシーツをぎゅっと握った。

「ああマリア、気持ちいいんだねっ…俺ももうっ…精子上がってきた…っ。」

どうしようもない衝動が、下半身に集中すると、俺はその快楽に争うことはしなかった。







「あっもう出ちゃうっ!!」

1番気持ちのいいその瞬間は、マリアの奥に注いだ。

「っ!!」

ビクビクっと何度も自分のモノがマリアの中で跳ねるのが分かった。






その為に俺の精子がマリアの中に何度も注がれている。

「っ…う…っ…はぁ………はぁ………。」

体の脱力が始まったのに、まだ俺のモノはマリアの中で脈打っていた。







「気持ちいい…、こんなに気持ちいいモノだったなんて…。」

我慢してマリアの為に初めてを取っておいて良かった。

体の満足感も、心が満たされる感じも全てが幸せだった。



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