この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人外に愛される【短編集】
第2章 カ タ バミ 様
【カタバミ様】
禁忌の森で行方不明になった子供達の魂の塊。
寂しいので、森の中で迷った子供を引き込んでしまう。
村を徘徊するのは、寂しさから誰かを探しているため。
【涼介】
1ヶ月前に【カタバミ様】に連れて行かれた。
鈴が好きだった気持ちが大きくて、その後も毎日鈴に会いに行っていた。
自分がいなくなった事は鈴の頭から消して、夜の一時だけの時間に幸せを感じていた。
鈴を連れて行く気は無くて、ただ会いたかっただけ。
でも最後は【カタバミ様】に呑まれて、鈴を一緒に連れて行ってしまった。
【鈴】
涼介が居なくなった事は最後まで気が付いていない。
涼介がもし記憶を消さなければ、連れて行かれる事は無かった。
ただ純粋に涼介を助けようと思って禁忌の森に入ってしまった。
最後まで涼介の事は好きだった。
禁忌の森で行方不明になった子供達の魂の塊。
寂しいので、森の中で迷った子供を引き込んでしまう。
村を徘徊するのは、寂しさから誰かを探しているため。
【涼介】
1ヶ月前に【カタバミ様】に連れて行かれた。
鈴が好きだった気持ちが大きくて、その後も毎日鈴に会いに行っていた。
自分がいなくなった事は鈴の頭から消して、夜の一時だけの時間に幸せを感じていた。
鈴を連れて行く気は無くて、ただ会いたかっただけ。
でも最後は【カタバミ様】に呑まれて、鈴を一緒に連れて行ってしまった。
【鈴】
涼介が居なくなった事は最後まで気が付いていない。
涼介がもし記憶を消さなければ、連れて行かれる事は無かった。
ただ純粋に涼介を助けようと思って禁忌の森に入ってしまった。
最後まで涼介の事は好きだった。