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先生♡ロリコンになってください♪
第22章 恋の神様♡のち・・・

☆☆☆
「愛里沙・・・何だそれ?誰の手紙?」
お兄が勝手に見ようとしたので、私は慌てて身を捩って手紙を隠した。それでもなお、覗き込もうとしたから、裏拳で顔を殴る。
ぐえ!
お兄はよろけて後退り、鼻の頭を擦りながら出ていった。
勝手に見るな!バカ!
「しっかし・・・結婚ねえ・・・」
ぴろっと手紙をつまみ上げるようにして見てみる。内容と文体に似合わず、整った文字。ふわりとやさしい匂いがする便箋。がさつなようでいて、随分乙女チックなところもあるみたいだ。
風見先生と武内先生が結婚。そう思っても、不思議と抵抗はなかった。
この手紙も、読んでて嫌な感じは全くしない。
ただ・・・ただ!
私が秋良を・・・って!
秋良が私を、の間違いでしょ!?
とは思った。
武内先生が学校を辞めるという話を秋良から聞いた。
なんだか、秋良は気を使って色々言い回しを考えてくれたみたいだけど・・・。
あーあ!初恋だったんだけどなあ・・・。
まあ、初恋は実らないって言うし。
卒業式は明後日。
色んな思い出がある。
思い返せば、私の思い出、もし写真に撮ったら、どのシーンにも秋良がいるだろう。
記憶のどこを掘り返しても、私のそばには秋良がいるのだ。
窓の外を見た。日が暮れて、一番星が光っている。
ふん・・・まあいいわ。
しょうがないから、秋良で我慢してやるわ。
ありがたく思うのよ!秋良!!
「愛里沙・・・何だそれ?誰の手紙?」
お兄が勝手に見ようとしたので、私は慌てて身を捩って手紙を隠した。それでもなお、覗き込もうとしたから、裏拳で顔を殴る。
ぐえ!
お兄はよろけて後退り、鼻の頭を擦りながら出ていった。
勝手に見るな!バカ!
「しっかし・・・結婚ねえ・・・」
ぴろっと手紙をつまみ上げるようにして見てみる。内容と文体に似合わず、整った文字。ふわりとやさしい匂いがする便箋。がさつなようでいて、随分乙女チックなところもあるみたいだ。
風見先生と武内先生が結婚。そう思っても、不思議と抵抗はなかった。
この手紙も、読んでて嫌な感じは全くしない。
ただ・・・ただ!
私が秋良を・・・って!
秋良が私を、の間違いでしょ!?
とは思った。
武内先生が学校を辞めるという話を秋良から聞いた。
なんだか、秋良は気を使って色々言い回しを考えてくれたみたいだけど・・・。
あーあ!初恋だったんだけどなあ・・・。
まあ、初恋は実らないって言うし。
卒業式は明後日。
色んな思い出がある。
思い返せば、私の思い出、もし写真に撮ったら、どのシーンにも秋良がいるだろう。
記憶のどこを掘り返しても、私のそばには秋良がいるのだ。
窓の外を見た。日が暮れて、一番星が光っている。
ふん・・・まあいいわ。
しょうがないから、秋良で我慢してやるわ。
ありがたく思うのよ!秋良!!

