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先生♡ロリコンになってください♪
第13章 てんしの微笑みのち・・・尾行!尾行!
じっと耳を澄ませてみると、武内先生の声で『夕飯が』とか『僕の行きつけ』みたいな言葉が聞こえた。風見先生の声は小さくて聞こえなかった。

どうやら、二人で夕飯を食べに行くらしい。
・・・愛里沙の読み通り、やっぱり、あの二人できてるのかな?

いや、それはないだろう。少なくとも、風見先生は、真性ショタで、武内先生にはびた一文興味がなさそうだった。だとしたら、あのテンションの高い武内先生の片思い、ってことだろうか?

そうなんだろうな。
だから、気を引くために僕を風見先生に売った・・・と。

お陰で、ひでー目にあったわ。

とにかく、あの二人に関わるとろくなことにならない。今日は裏門から帰ろう。
僕は踵を返して、こっそりを裏門を目指そうとした・・・、したのだが・・・。

『小太郎先生!大好き♡』
輝くような笑顔で言う愛里沙。
『このプレゼント、気に入ってくれるかな?』
ハロウィンのプレゼントであるエロ写真集の入った袋を抱きしめて、頬を染める愛里沙。
『小太郎先生は、どういう女の人が好きだと思う?私、気に入ってもらえるかな?』
ねぇ!秋良!・・・秋良ってば!
真剣に考える愛里沙。

一瞬にしていろんな愛里沙が心に浮かんだ。
武内先生が、風見先生とくっついたほうが、僕的には嬉しいけど(色んな意味で)・・・。
でも、きっと・・・

愛里沙は・・・悲しむよな

そんな事を考えている内に、僕は、いつの間にか、武内先生と風見先生の後をつけていた。
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